こんにちは。りんご桜です。
初場所から伯桜鵬(はくおうほう)の快進撃が止まりません。「落合(おちあい)」として幕下付出からデビューし、わずか1場所で十両昇進という異例のスピード出世。付き人期間が短すぎるということでも話題になりました。
今回は、その大注目の若き力士の活躍に迫ります!伯桜鵬の学歴(経歴)伯桜鵬の学歴(小学校、中学校、高校、大学)経歴は?由来は?化粧まわし、力士情報についてお伝えします。
伯桜鵬の学歴は?(小学校、中学校、高校、大学)経歴は?
幼少期から相撲との出会いまで
伯桜鵬は、第53代横綱・琴櫻と同じで鳥取県倉吉市立成徳小学校(現・打吹小学校)出身です。2010年に4月に入学しました。
小学校の目の前には琴櫻の銅像があり、まるで血が繋がっているかのような近さを感じていたそうです。
琴櫻記念館の近くに、横綱琴櫻像があります。力感あふれる不知火型土俵入りの様子を現しています。#sumo pic.twitter.com/Kso592N7
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) November 10, 2012
伯桜鵬は幼い頃はサッカー少年だったですが、伯桜鵬は小学校4年生から本格的に相撲を始めます。将来を大きく変えた転機ですね。
中学・高校時代:相撲の才能開花
鳥取市立西中学校を経て、鳥取城北高校へ進学。
高校時代には2年連続で高校横綱に輝き、その実力を見せつけます。
高校3年時には、全日本選手権でベスト8入りという快挙を達成!この結果により、三段目付出資格を獲得し、プロへの道が開けました。
プロ入りまでの道のり
2022年、高校卒業後、大学には行かず、プロ入りを前に右肩の手術を受け、相撲浪人生活を送ります。けがを治し、相撲に専念する期間となりました。
父親が経営している金属加工機械製造会社である「有限会社野田組」に所属し、全日本実業団相撲選手権大会で優勝。見事、実業団横綱の称号を手にします。13代宮城野(元横綱・白鵬)の誘いを受け、大相撲の宮城野部屋に入門。新たなスタートを切ります。
プロ入り後:華々しいデビュー
実業団横綱の経歴を評価され、幕下15枚目格付出で入門。
初場所から7戦全勝と圧倒的な強さを見せつけ、幕下15枚目格付け出し力士としては史上2人目の7戦全勝優勝を達成。新十両昇進がほぼ確実となりました。高校卒業後すぐに相撲部屋に入門したのかと思っていました。みなさんは、ご存じでしたか?
伯桜鵬の由来は?
伯桜鵬の個性的な四股名には、地元への深い愛や、相撲を始めたきっかけ、そして師匠への尊敬の念がギュッと詰まっているんです。
「伯」:故郷・鳥取への愛を胸に
四股名の一文字目「伯」は、彼の故郷である鳥取県の旧国名「伯耆国(ほうきのくに)」に由来しています。
自分のルーツを大切にする気持ちが、この一文字に込められているんですね。
「この四股名で活躍することで地元を盛り上げたい!」と語る伯桜鵬。地元愛がめちゃくちゃ熱いんです!
「桜」:相撲との出会いをくれた運命の一文字
二文字目の「桜」は、彼が相撲を始めるきっかけとなった、地元の偉大な力士、元横綱・琴桜を記念して開催されている「桜ずもう」に由来しています。
小学生の時にこの大会に参加し、相撲の道に進むことを決意した伯桜鵬関。相撲との運命的な出会いをくれた「桜」の字を、彼は一生大切にしていくのでしょうね。
そして、「いつか桜を咲かせたい」という言葉には、相撲界で大きく花開きたいという強い決意が込められています。
「鵬」:尊敬する師匠からの贈り物
そして三文字目「鵬」。これは、彼の師匠である元・宮城野親方(元横綱・白鵬)の現役時代の四股名から取られています。
尊敬する師匠の名前を継いだ「鵬」の字は、伯桜鵬にとって大きな誇りであり、支えとなっているはず。
地元・鳥取への愛、相撲を始めた時の純粋な気持ち、そして師匠への尊敬の念。
この熱い思いを胸に、これからも土俵で力強い相撲を見せてくれること間違いなしですね!
伯桜鵬の化粧まわしがすごい!
伯桜鵬の化粧まわしが連日SNSで話題になっています。人気芸人ネゴシックスがデザインした「焼肉」化粧まわしに加え、トゥモローランドが贈呈した化粧まわしも「可愛い!」と大きな話題になっています。
まるでアート作品!トゥモローランドの化粧まわし
アパレルブランドのトゥモローランドが伯桜鵬に贈呈した化粧まわしは、淡いブルーの生地に英文が書かれた、洗練されたデザインが特徴です。トゥモローランドといえば、その美しい水色のショッピングバッグでも有名ですよね。
<初日の様子>
幕内土俵入り#熱海富士 #伯桜鵬#sumo #相撲 #五月場所 pic.twitter.com/pD4WUvuXdo— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) May 11, 2025
デザインには企業の理念である「The essence of elegance is…」という言葉が記されており、まるでファッショナブルなアート作品のようです。
大注目!ネゴシックスの「焼肉」化粧まわし
トゥモローランドの化粧まわしに加えて、もう一つ話題になっているのが、お笑い芸人ネゴシックスさんがデザインした化粧まわしです。
力士が二人並んで焼肉を食べているという、化粧まわしとしては非常にユニークなイラストが描かれています。この可愛らしいデザインに、SNSでは「お相撲さんがご飯食べてる絵、面白い!」「めっちゃ可愛い!」といった声が続々と上がっています。
<初日の様子>
幕内土俵入り
伯桜鵬 草野#sumo #相撲 #九月場所 #秋場所 pic.twitter.com/VS4eIjPzo6— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) September 14, 2025
ネゴシックスさんと伯桜鵬は、同じ山陰出身という縁でこのコラボが実現したとのこと。ネゴシックスさんは自身のSNSで「山陰の念を送ります!」とエールを送っています。
若手力士の新たなトレンドに?
化粧まわしといえば、豪華な刺繍や縁起の良いモチーフが一般的ですが、伯桜鵬関の個性的な化粧まわしは、これまでのイメージを大きく覆しました。
ファッションブランドや人気クリエイターとのコラボレーションは、これからの若手力士の新たなトレンドになるかもしれませんね!
伯桜鵬の力士情報
記憶に新しい2023年1月場所。ついに伯桜鵬が初土俵を踏みました!注目の初日は、なんと関取経験者の王輝の休場で不戦勝からの幕開け。でも、ここから伝説が始まったと言っても過言ではありません!
続く7日目。大成龍との一番を制し、なんと4連勝で勝ち越しを決めてしまうんですから、末恐ろしいルーキーですよね!そして、13日目。風賢央関にも勝利し、幕下15枚目格付け出し力士としては史上2人目となる、衝撃の全勝優勝を飾ったんです!この時点で、次の3月場所での新十両昇進はほぼ確実視されていました。
そして、1月25日。番付編成会議で、ついに伯桜鵬の新十両昇進が正式発表されました!驚くべきことに、これは幕下15枚目格付出制度ができて以来、史上最速の昇進記録なんです!これまで2場所で十両に上がった力士は6人いましたが、伯桜鵬はそれをさらに上回るスピード出世。
新十両として迎えた3月場所。この場所を10勝5敗という素晴らしい成績で終え、千秋楽の朝乃山との一番の後には「全てが勉強になりました」と、堂々としたコメントを残しました。新十両の場所で二桁勝利とは、本当にすごいですよね!
そして、記憶に新しい5月場所。場所前に左肩を痛めていたという情報もあり、手術も検討されたそうですが、最終的には大きなテーピングをして出場を決意。西十両8枚目という位置で、なんと雅山以来2人目となる、新十両から2場所連続での二桁勝利を達成したんです!
落合改め伯桜鵬が昭和以降最速タイの新入幕昇進「自分でも順調すぎると思う」…師匠と同じ新入幕12勝が目標 #sumo #大相撲 #スポーツ報知 https://t.co/81f4KvPjwZ pic.twitter.com/Vi0cGMM2Vt
— スポーツ報知 相撲取材班 (@hochi_sumo) June 26, 2023
さらに、12日目に11勝目を挙げた際には、この場所の星取次第では、なんと遠藤以来、昭和以降2例目となる、初土俵から所要3場所での新入幕が見えてきたというから、すごいですよね。この好成績により、続く7月場所での新入幕が決定しました。
<伯桜鵬のプロフィール>
四股名 落合 哲也(おちあい てつや)→伯桜鵬 哲也(はくおうほう てつや)
本名 落合 哲也
愛称 令和の怪物、相撲の方の落合、宮城野部屋の秘蔵っ子
生年月日 2003年8月22日
出身 鳥取県倉吉市
身長 181cm
体重 160kg
所属部屋 宮城野部屋→伊勢ヶ濱部屋
得意技 左四つ、寄り、押し
初土俵 2023年1月場所
初入幕 2023年7月場所引用:Wikipedia
まとめ
・倉吉市立成徳小学校へ進学。サッカー少年から相撲へ転身
・鳥取市立西中学校を経て、鳥取城北高校へ進学。高校時代から、数々のタイトルを獲得
・ 実業団横綱を経て、大相撲へ
・「伯」という字は、鳥取県の旧国名である「伯耆国」から。
「桜」は、倉吉市出身の元横綱・琴桜を記念して開催されている「桜ずもう」に由来。
「鵬」は、師匠の宮城野親方(元横綱・白鵬)の現役時代の四股名から。
・アパレルメーカーのトゥモローランドと同郷の芸人のネゴシックスがデザインした化粧まわしが話題に。
いかがだったでしょうか。
琴櫻関の銅像を見上げ、相撲の道を志した少年が、今、その夢に向かって力強く歩みを進めています。地元・鳥取のスターとして、そして大相撲界を代表する力士として、伯桜鵬の活躍から目が離せません。


