こんにちは。りんご桜です。
相撲界に鉄人がいることをご存じでしょうか。
その人こそがモンゴル出身の玉鷲、40歳!2004年の初土俵から一度も休場せず、連続出場回数を伸ばし続けているんです。史上稀にみる記録なんですよ。
玉鷲の魅力は土俵の上だけではありません。スイーツ作りや手芸もこなし、さらに愛妻家としても有名です。
角界随一のイクメン力士の奥さんやお子さんのエピソードを調べてみましょう!
玉鷲の奥さんは?
玉鷲の奥さんは元モデルという噂があります。モンゴル出身で名前はエルデネビレグ・ミシェルさん。年齢は1つ下のようです。
玉鷲がバラエティ番組(ひたすら食べる番組)に出演する際、「完食するまで帰ってくるな」と言って送り出したんだとか。気の強さがうかがますね。
2012年に玉鷲と結婚し、2014年の鶴竜横綱昇進披露宴で公表しました。2年間の沈黙を破りついに、という流れだったのでしょうか。仕事とプライベートをきちんと分けたかったのかもしれませんね。
エルデネビレグ夫人は日本語が流暢に話せるそうで、日刊スポーツの取材にも「関取は優しい」と答える様子がありました。
そして驚くことにエルデネビレグ夫人は、玉鷲と同じ片男波部屋所属の力士・玉正鳳(たましょうほう)の実のお姉さんなんです。玉正鳳は玉鷲の義理の弟にあたるんですね。もしかしたら、玉鷲との出会いには弟の玉正鳳がキューピッドになっていたのかも。
ちなみに玉鷲が子供を叱る理由がまた素敵です。ママのいうことを聞かないと怒るよ、オレの彼女だからと!奥さんをしっかり守る立場でいる玉鷲パパ、愉快で明るい家庭を築いてください。
玉鷲の子供は?
玉鷲夫妻には2人の子供がいます。
相撲ファンの間で有名なエピソードといえばやっぱり、2019年1月の次男誕生です。
初場所の千秋楽、早朝2〜3時に奥さんのそばで見守っていたものの、奥さんに「相撲に集中して」と促されて一時帰宅したときに生まれたといいます。6時頃にもう一度病院に顔を出し、出産を終えた奥さんと次男の顔をほんの少し見れたようです。無事な様子を見届けて、玉鷲は見事初優勝を決めました。
次男の名前はエレムン。モンゴル語で「力と心の強さ」を意味するそうで玉鷲夫妻は3日かけて決めたといいます。玉鷲の悲願の初優勝を飾る日の朝に生まれたんですから。2025年現在は6歳になってますね。
長男の名前はテルムン。2019年には2歳になっているので、弟とは2〜3つ違いの兄弟ということになりますね。テルムン君は今8〜9歳でしょうか。
パパがお相撲さんということにそろそろ気づいている頃ですよね。友達に自慢できますよ。パパは鉄人なんだよって。料理も作るし、刺繍もする。クッキーもケーキも作れちゃう素敵なパパですよ!
玉鷲は取材陣に、息子をお風呂に入れなきゃいけない、歯磨きしなきゃいけない、洗濯して干してなど家庭でのイクメンぶりを話しています。子供の世話は大変だけど楽しい雰囲気が感じられて、ますますファンが増えそうな予感がします。
玉鷲の姉は東大卒なの?
玉鷲の姉はムンフズルさんといいます。
東大大学院へ留学との記載があることから、東大を卒業していることにも繋がります。
2019年に玉鷲が初優勝した時、両親とともに観戦に来ていました。当時36歳だったことから、1983年生まれで玉鷲より1つ年上のようです。
また東大にはモンゴルからの留学生が多く在籍し、1996年駒場に初めて国費留学生が来たとのこと。玉鷲のお姉さんは96年以降に来日していると推測されます。
ムンフズルさんが東大大学院に留学していた2003年秋、玉鷲が日本にやって来たエピソードは相撲ファンの間でも有名です。
玉鷲はモンゴルでホテルマンを目指して、モンゴル科学技術大学で学んでいました。当時モンゴル人力士が日本の相撲界で活躍していた時期でもあり、自分の体の大きさを生かせればと思い、来日します。姉と2人で両国を訪れ、偶然にも自転車に乗った力士を見つけて後をついて行くと、井筒部屋にたどり着きました。
力士が乗る自転車ですから、そんなにスピードが出ていなかったんでしょうか。相撲部屋を訪れるチャンスを見逃せないと走って追いかけたのかもしれませんね。
井筒親方(元関脇・逆鉾)が丁寧に出迎えてくれたおかげで、当時幕下だった同郷の鶴竜と出会います。鶴竜から、モンゴル出身力士のパイオニアともいえる旭鷲山を紹介してもらい、そうした縁で片男波部屋(かたおなみべや)に入門できました。
この偶然の出会いと姉の存在がなければ、今の玉鷲の相撲人生は始まらなかったかもしれません。まさに奇跡が重なって生まれた鉄人・玉鷲!
東大卒の姉と相撲取りの弟という組み合わせも興味深いですが、何よりお姉さんの存在が玉鷲の人生を大きく変えるきっかけになったことが素敵です。学問の道を歩む姉と相撲の道を歩む弟、それぞれ違う世界で頑張っている姉弟の絆を感じます。
まとめ
玉鷲の家族について調べた内容をまとめてみましょう。
・奥さんはエルデネビレグ・ミシェルさん。年齢は玉鷲の1つ下。玉正鳳の実姉
・子供は2男。長男はテルムン、次男はエレムン。2019年の初優勝の日に次男が誕生したというエピソードがある
・姉は東京大学卒業で、玉鷲の来日と相撲界入りのきっかけを作った重要な存在
・姉を頼って2003年に来日し、姉と両国を訪れたことから井筒部屋との出会いが生まれた
・鶴竜との出会いを通じて旭鷲山の紹介を受け、片男波部屋への入門が実現
いかがだったでしょうか。
東大卒の姉が日本での足がかりを作り、奥さんと家庭を支え、子供たちがパワーの源になっている。そんな温かい家族に囲まれているからこそ、玉鷲は21年にもわたって相撲界で活躍し続けているんでしょうね。
特に初優勝の日に次男エレムン君が生まれたエピソードは、まさに人生のハイライトと言える出来事ですよね。土俵での勝利と家族の誕生が重なるなんて本当にドラマチック。
玉鷲はこれからも家族に支えられながら、相撲道を突き進んでいくことでしょう。わたしたちファンも、そんな玉鷲の人間的な魅力を知った上で、これからの活躍を温かく見守っていきたいですね。家族愛に満ちた玉鷲に、みなさんもぜひ全力応援をしていきましょう。