こんにちは。りんご桜です。
テレビのバラエティー番組で、よく相撲部屋のちゃんこ料理の特集をしているのを見かけます。とてもおいしそうなちゃんこ料理がとておいしそうですよね。それを作っているちゃんこ番も注目されてますよね。
今回は、ちゃんこ番の給料、ちゃんこ番とは?練習(稽古)はしないの?九重部屋(ここのえべや)のちゃんこ長は?などちゃんこ番についてお伝えします。
ちゃんこ番の給料は?
ちゃんこ番は、特別に給料や手当が出るわけではありません。
ちゃんこ番は、幕下以下の力士がやっており、給料はなく、場所手当が出ます。
<場所手当>
幕下 16万5000円
三段目 11万円
二段目 8万8000円
序の口 7万7000円
ちゃんこ番は、給料はないのですが、衣食住は部屋ですみますので、贅沢はできませんが、困らない程度に生活はできる思います。人によって価値観はちがいますが…。
それに、後援会から沢山の高級食材をもらえたり、兄弟子においしい食事をおごってもらう機会もあります。
ちゃんこ番とは?
相撲部屋での「ちゃんこ番」とは、相撲部屋の食事(ちゃんこ)を作る当番です。
主に幕下以下の力士が交代で行います。
この経験が長い者が「ちゃんこ長」として後輩達の指導をしたり、伝統のレシピを継承していきます。
やはりちゃんこ鍋など、この相撲部屋ではないと食べれないちゃんこが沢山あります。とても大切な役割ですね。
作るちゃんこは、献立が決まっていて作る部屋とちゃんこ長が食材をを見て、その場で作るちゃんこを決める部屋があるようです。
学生相撲出身者など、幕下・三段目からの昇進が早い力士はこのようなちゃんこ番の期間が短く、出世する場合もあるようです。。
また、長くちゃんこ番をしていた力士の中には、相撲部屋で身につけた調理の技術で、引退後に、ちゃんこ料理やさんを始める方もいるようですよ。
よく、元力士のお店のちゃんこ料理屋さんを見かけたりしますよね。絶対おいしいと思うのでぜひ行ってみたいです。
ちゃんこ番は練習(稽古)しないの?食べるのは最後?
ちゃんこ番は、相撲部屋によって変わってきますが、所属する力士が多い部屋は、幕下以下のの若い力士を、3班に分け、ケガなどで稽古に参加できない力士も含めて、交代で回していることが多いようです。
なので、毎回稽古ができないわけではないです。
交代でちゃんこ番をつとめます。
ちゃんこ番は、食べるのが最後で、ちゃんこ鍋を食べる頃には、中身がなくなり汁だけになっているという時代もあったようです。
今は、食事の時間は、親方、関取、幕下力士のコミュニケーションの場になっており、みんなで同じ時間に、同じものを美味しく頂くということを大切にしている相撲部屋も多いようです。
力士たちが、家族のように過ごす相撲部屋では、みんなでちゃんこを食べる時間は、なくてはならないことだと私は思います。
ちゃんこ番・九重部屋のちゃんこ長は?
九重部屋のちゃんこ長は、「千代青梅(ちよおうめ)」です。
バラエティー番組で人気の九重部屋。ちゃんこが紹介されるとレシピを検索される方も多いようです。
あの大食いでおなじみのギャル曽根(そね)さんが、「九重部屋のちゃんこ料理が食べてみたいと熱望したようです。
実際食べても「おいしすぎる!」とおいしいものを沢山食べているがギャル曽根さんの舌を唸らせたようです。よっぽどおいしかったのですね。
また、九重親方(ここのえおやかた)からも、ちゃんこ長として信頼されているようです。
九重部屋の千代青梅さんと千代雷山さんと千代の勝さん pic.twitter.com/dbZ9CX1jfT
— 福来魚🐟(ふくらぎ) (@agemasuyoo) October 27, 2023
<千代青梅プロフィール>
四股名 千代青梅 義和(ちよおうめ よしかず)
本名 兼子 義和(かねこ よしかず)
生年月日 1986年1月3日
出身地 東京都 青梅市
身長 173.5センチ
体重 99.8キロ
所属部屋 九重部屋
初土俵 2004年3月引用:日本相撲協会
まとめ
・ちゃんこ番は、特別に給料や手当が出るわけではありません。
・相撲部屋での「ちゃんこ番」とは、相撲部屋の食事(ちゃんこ)を作る当番です。
主に幕下以下の力士が交代で行います。
この経験が長い者が「ちゃんこ長」になります。
・ちゃんこ番は、所属する力士が多い部屋は、幕下以下のの若い力士を、
3班に分け、ケガなどで稽古に参加できない力士も含めて、
交代で回していることが多いようです。なので、毎回稽古ができないわけではないです。
・今は、食事の時間は、親方、関取、幕下力士のコミュニケーションの場になっており、みんなで同じ時間に、同じものを美味しく頂くということを大切にしている相撲部屋も多いので、ちゃんこ番が最後に食事をとることは、あまりないと思います
・九重部屋のちゃんこ長は、「千代青梅(ちよおうめ)」です。
九重部屋のちゃんこ料理を食べたギャル曽根さんが絶賛。
いかがだったでしょうか?
力士はとっては、体調管理するにも食事がとても大切なことです。ただおいしいものを作るだけではなく、栄養を考えたちゃんこ料理を作ることはとても大事なことです。
歴史ある相撲部屋の伝統のレシピを継承していくのも大切ですし、ちゃんこ番はとても誇りある仕事だと思います。