欧勝海・実家は?大の里との関係、化粧まわし、力士情報は?

こんにちは、りんご桜です。

2024年4月に行われた能登半島地震からの復興を支援しょうと
日本相撲協会が開いた「勧進大相撲」石川県出身の力士として、
遠藤、大の里ともに話題を呼んだ「欧勝海(おうしょううみ」の
実家、大の里と関係、化粧まわし、力士情報(学校・プロフィール)についてご紹介します。

欧勝海・実家は?「やたの湯」って何?

欧勝海の実家は温浴施設「やたの湯」を営んでいます。
石川県津幡町上矢田区には、知る人ぞ知る秘湯の上矢田温泉があり、
津幡町観光ガイドで紹介もされています。
1183年の倶利伽羅源平合戦で、木曽義仲に敗れた平維盛(=清盛の孫)がこの湯を見つけ、傷を癒したのが始まりと伝えられています。
施設には温泉の他に、お食事処や宴会場、別棟に囲炉裏(いろり)のある宿泊棟もあり、秋から冬にかけては、地元で獲れたイノシシやクマなど野趣あふれる鍋料理も堪能できます。
欧勝海も帰省した際に、鳴戸親方(元大関・琴欧州)と地元の方々と、
この「やとの湯」で食事会をされているようです。

実家が温泉施設なんてうらやましですね~。本場所が終わったら、欧勝海が疲れを癒しに
温泉に入りに帰るのかな。なんて考えてしまいます。(忙しすぎてそんな時間はないかな?)

欧勝海・大の里との関係は?

大の里も津幡町出身で有名ですが、欧勝海と大の里との出会いは少年時代にさかのぼります。
津幡町少年相撲教室で二人は出会いました。
一緒に稽古した当時は、1学年上でも「(大の里の本名の)泰輝君」と呼び、稽古に励んでいました.

欧勝海は中学の進路で地元の津幡町立津幡南中学校へ、大の里は強くなるため、新潟県糸魚川市立能生中学校へ相撲留学。
一度は別々の道に進みました。
中学3年生の夏、石川県での全国大会の会場で、新潟県立海洋高1年生だった大の里と再会し、第一声で「高校、どこ行くの?」
進路先が決まってなかった欧勝海に「海洋高校、どうかな?」と誘ったそうです。
「将来は地元で子供を指導できれば」と思っていて、力士になることを夢みていたわけではなかったそうです。
でも、「強くなるためにはそこしかない」と、新潟県立海洋高校に進学を決めたそうです。

大の里との再会がなければ、今の欧勝海がいないと思うと、欧勝海にとっては、大の里が恩人になりますね。

大相撲を応援している私も「あの時に欧勝海に声をかけてくれてありがとう」と大の里に感謝したくなります。

 

欧勝海・大の里の優勝パレードの旗手に!

2024年9月場所の大の里の優勝パレードで大役の旗手を務めた欧勝海。
欧勝海関と大の里関とは小学生の頃から少年相撲教室で共に汗を流し、大の里をずっと尊敬していたそうです。

二所ノ関一門という縁もあり、今回のパレードで旗手を務めることになったのは必然だったのかもしれません。
前頭白熊(しろくま)が休場されたことで、急遽、旗手を務めることになった欧勝海。大の里から直接電話で依頼された時は、本当に嬉しかっただろうと思います。「大の里関は、今も昔も、ずっと憧れの人」という言葉からも、その気持ちがひしひしと感じられます。
オープンカーに乗車する前、今にも泣き出しそうな様子だった欧勝海。きっと、幼い頃から一緒に夢を見てきた大の里の晴れ舞台に立てること、そして、その夢を叶えるお手伝いができることに、感無量だったのでしょう。
この二人の友情を、相撲ファンだけでなく、多くの人々を感動させてくれたのではないでしょうか。私は、欧勝海と大の里がオープンカーに一緒に乗っている姿を見て、すごく感動し、胸が熱くなりました。

 

欧勝海の化粧まわし(十両昇進祝い)はどんなの?

2024年の大相撲初場所から十両に昇進した欧勝海。

母校である石川県立海洋高校の同窓会から十両昇進を祝って化粧まわしを贈呈されました。化粧まわしは海をイメージした青の生地に海洋高校の校章が描かれていて、同じく海洋高校出身の大の里に贈られたものと同じデザインだということです。

愛知県名古屋市を中心とした介護関係の会社・H&Nホールディングスからも化粧まわしを贈呈されています。
名古屋場所になると、H&Nホールディングス敷地内で、所属している鳴戸部屋が稽古させてもらっている間柄。会社全体で鳴戸部屋を応援してます。
化粧まわしの柄は蜻蛉(とんぼ)です。蜻蛉は、飛び方が一直線に前に進んでいくように見えることや、肉食で害虫を食べるところなどから、 古来より「勝虫 (かちむし)」「勝軍虫」と呼ばれ、縁起の良い虫とされています。
たくさんの方々の思いが詰まった化粧まわし。
その化粧まわしを締めて活躍されるのを楽しみにしています!

欧勝海の力士情報・プロフィール

<欧勝海 成矢>
四股名   深沢(ふかさわ) → 欧深沢(おうふかわさわ) → 欧勝海(おうしょううみ)
本名    深沢 成矢(ふかさわせいや)
愛称    フカ、ショーミ
生年月日  2001年5月12日(23歳)
出身地   石川県河北郡津幡町
身長    182.8cm
体重    131.0kg
所属部屋  鳴戸部屋
得意技   左四つ・寄り
現在の番付 西幕下3枚目

大の里との関係でも欧勝海の学生時代の話はしましたが、もう少しふれていこうと思います。

●3人兄弟の次男で生まれ兄の影響で相撲をはじめます。
●2008年、小学校1年生から津幡町少年相撲教室に通います。小学校6年生にわんぱく相撲ベスト16の実績。

●2014年、津幡町立津幡南中学校へ入学。3年生の時にに全国都道府県中学生相撲選手権大会団体優勝、全国中学校相撲選手権大会団体準優勝の実績。

●2017年、大の里の誘いで新潟県立海洋高等学校に進学します。3年生で選抜高校相撲十和田大会で団体準優勝し実績を残します。高校卒業後は大学には進学せず、15代鳴戸親方(元大関・琴欧洲)の勧誘を中学生時代から受けていたため、鳴戸部屋へ入門。

●2020年3月場所で初土俵。四股名を改名

「欧勝海」は四股名の由来は
「欧」は師匠の現役時代の四股名の琴欧州から。
「勝」は勝負に勝つという意味。
「海」は出身高校の名前の1文字であり、海が好き
から、きています。
2024年1月場所での新十両昇進が決定しました。

新十両昇進会見では初土俵からの3年半をふりかえり、

「長いようで短かった。(大の里には)まだまだ負けているんで、早く追いつきたい」

と意気込みました。大の里に追いつきたいという気持ちを忘れずにいれば、
近いうちに幕内で大の里と取り組める日がくると思います。

まとめ

・欧勝海の実家は温浴施設「やたの湯」を営んでいます。
石川県津幡町上矢田区の知る人ぞ知る秘湯の上矢田温泉。。

・欧勝海と大の里との出会いは少年時代。津幡町少年相撲教室で、一緒に稽古をします。
中学3年生の夏、大会の会場で、新潟県立海洋高1年生だった大の里と再会。
進路先が決まってなかった欧勝海に新潟県立海洋高校を誘い。新潟県立海洋高校に
進学を決めました

・欧勝海の化粧まわしは母校である石川県立海洋高校の同窓会から贈られた、
海をイメージした青の生地に海洋高校の校章が描かれているものと、
介護関係の会社・H&Nホールディングスから贈られた蜻蛉柄のもの。

・欧勝海の出身地は、石川県河北郡津幡町。
3人兄弟の次男で生まれ兄の影響で相撲をはじめます。
・欧勝海の四股名の由来
「欧」は師匠の現役時代の四股名の琴欧州から。
「勝」は勝負に勝つという意味。
「海」は出身高校の名前と、海好き

・2020年三月場所で初土俵。
・2024年一月場所に十両昇進。

いかがだったでしょうか?
欧勝海にとって、大の里の存在は大きく、背中を追いかけてます。
いつか追い越す日がくるかもしれません。そんな日が来るまで、
欧勝海から目が離せませんね。

 

 

 

 

 

 

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