こんにちは。りんご桜です。
大相撲の世界には600人以上の力士が活躍しています。
その中で今注目を集めている力士のひとり、一山本(いちやまもと)がもしかしてハーフなんじゃないの?と話題になっているんです。大相撲にはモンゴルやウクライナ、ジョージア、ブルガリアから海を越えてやって来た力士がたくさんいるんです。
もしかしたら一山本も…と気になりませんか。
一番近くで見守ってきた家族とのエピソードと合わせて、紐解いていきたいと思います!
一山本はハーフ?
初めにお伝えしましょう。
一山本はハーフではありません!
北海道でのびのびと育った日本人です。
本名は山本大生(やまもと だいき)、北海道岩内郡岩内町出身です。
ではなぜ、「一山本はハーフ?」と噂があるのでしょうか。
大きな理由はやっぱり顔立ちです。
くっきりとした二重の目や、色白の肌が印象に残ります。
北海道出身なので、もしかしたらご先祖にアイヌやロシア系の血が流れているかもしれません。
朝はパン派と公言していて、所属の相撲部屋でちゃんこを食べず、家に帰ってからトーストを食べているとか。米は苦手なんだそうです。
周りに合わせずマイペースなところも、ちょっぴり日本人離れしているように見えますね。
念願だった放駒部屋を訪問!
島津海や部屋の皆さんの稽古姿を見れて、ちゃんこまでご馳走になりました☺️一山本に差し入れを渡し写真を撮ってもらったけど、テレビ放映予定のTシャツを着ていたということで、有難い事に自らわざわざ脱いでくれてSNS用の写真も別途撮らせてくれました😂気配りが凄い😂 pic.twitter.com/aR9WqBFyJB
— しょーねん (@shohnen) May 4, 2025
注目力士のことをもっと知りたいと思ったら、SNSでリサーチできる今だからこそ「一山本はハーフかも?」という投稿が広まっていったのかもしれません。
SNSの「ちょっと気になる」から調べてみたら「もっと気になって」、気づいたら一山本を応援している、そんなファンがたくさん集まるといいです。
一山本の父親は?
一山本のお父さんは山本勇一(やまもと ゆういち)さん。
おいくつなのかと調べてみると、2021/10/1の東京ふる里岩内会会報では60歳と記載がありました。今年64歳を迎えるようです。
一山本は大学卒業後、公務員として働いていましたが、とあるきっかけを経て大相撲の世界に飛び込んだといいます。
安定した職から一転、大相撲の道を選んだ一山本を、家族はどのように見守っていたのでしょうか。
経歴や今の職業はわかりませんが、日刊ゲンダイによれば相撲でインターハイに出場したことがあるそうです。
息子の一山本は「本当かどうか分からない」なんて言ってるので真相はどうなんでしょう。(osumo3.comより)
本当だとすれば相当な実力者です。
稽古の厳しさやケガをしたときの辛さも知っているでしょう。だからこそ、息子が相撲界に再就職を決めたときは反対なさったんですね。
一山本が関取になったときは、ほっとしたんじゃないでしょうか。
一山本の母親は?
一山本のお母さんは山本恵美子(やまもと えみこ)さん。
勇一さんと同じく、東京ふる里岩内会会報に56歳と記載がありました。今年還暦を迎えるようです。プロフィールの公開はありません。
幼少期の一山本が相撲を始めたのは、恵美子さんの言葉がきっかけというエピソードがあります。
どんなスポーツも長続きしなかった息子に「相撲はまわし一本あればできる」と言って相撲を習わせたそう。
習い事にかかる費用を考えた恵美子さんの策だったんです。
まさに母の愛情と知恵が息子の人生を変えましたね。
けれど息子が公務員を辞めて相撲界に入ることには、猛反対されていました。安定した職業に就いたのに、大成できるかどうかの世界に飛び込んでいくなんて、不安と心配でいっぱいだったはずです。
入門して2年弱で関取昇進を果たしたときは、恵美子さんはどれほど安心したことでしょうか。
今では一山本グッズを家に飾って、勇一さんと一緒に息子の応援をしています。
一山本の兄弟は?
一山本は姉、兄の3人きょうだいの末っ子で、4つ年上のお兄さんがいます。
お名前など公開されていませんが、お兄さんも相撲経験者です。
一山本はお兄さんの後を追って、北海道の相撲強豪校である大野農業高校に進学します。大学は中央大学へ進み、卒業後は北海道で就職した弟をずっと見守っていたんでしょう。
弟が相撲界に行くと決めて両親が猛反対しているところへ、お兄さんがあいだに入って説得したというエピソードがあります
家族会議で「車を買ってあげたら相撲界を諦めてくれるんじゃないか」と提案した母に、お兄さんは「弟の人生だから」と説得したんだそうです。そして一山本の入門が実現しました。
ちょうど相撲界の新弟子検査の規定が緩和されたこともあり、チャンスを逃したくないという強い気持ちを、弟から感じ取ったのでしょう。
弟思いの素敵なお兄さんです。
お姉さんについては詳しいプロフィールは公開されていません。
雑誌『相撲』に掲載されている番付には、一山本の家族構成の欄に『父、母、姉、兄』の順番で記載があります。
兄より先に書かれているので、4つ上のお兄さんより年上かなと考えられます。
まとめ
一山本の家族について調べた内容をまとめてみましょう。
・一山本はハーフではない。両親ともに日本人で北海道岩内町出身。
・父親の山本勇一さん(64歳)は相撲でインターハイ出場経験がある。
・母親の山本恵美子さん(60歳)は一山本に相撲を習わせるきっかけを作った。
・きょうだいは兄と姉、一山本は3人きょうだいの末っ子。
・お兄さんは4つ年上で相撲経験者、大野農業高校出身、弟の相撲界入りを実現させた。
・お姉さんはおそらくお兄さんより年上。
・一山本が相撲を始めたきっかけ、公務員からの力士へ転身、どちらにも家族の理解と支えがあった。
いかがだったでしょうか。
一山本の家族について調べてみましたが、温かい家族に囲まれて育ったんだなとほっこりしました。
お母さんが車を買って諦めさせようとする親心には共感できるし、お兄さんが両親を説得してくれたエピソードもすごく感動しましたね。24歳でプロ力士へ転身した一山本が、家族の愛情に支えられてあっという間に関取まで駆け上がっていきました。転職経験のある力士はとてもめずらしいです。
そんな力士もいるんだとこれから力士を目指す子どもたちや、就職活動に励む大学生の刺激になればいいなと思っています。
ケガなく長く相撲を取ってほしいと願いつつ、一山本の活躍を応援していきたいですね。
みなさんもぜひ一緒に、推し力士の活躍にエールをおくりましょう。