こんにちは。りんご桜です。
初場所から伯桜鵬(はくおうほう)の快進撃が止まりません。「落合(おちあい)」として幕下付出からデビューし、わずか1場所で十両昇進という異例のスピード出世。大注目の若き力士の活躍に迫ります!今回は伯桜鵬の学歴(経歴)、四股名の読み方・由来、力士情報についてお伝えします
伯桜鵬の学歴は?(経歴は?)
幼少期から相撲との出会いまで
伯桜鵬は、第53代横綱・琴櫻と同じで鳥取県倉吉市立成徳小学校(現・打吹小学校)出身です。2010年に4月に入学しました。
小学校の目の前には琴櫻の銅像があり、まるで血が繋がっているかのような近さを感じていたそうです。伯桜鵬は幼い頃はサッカー少年だったですが、伯桜鵬は小学校4年生から本格的に相撲を始めます。将来を大きく変えた転機ですね。
中学・高校時代:相撲の才能開花
鳥取市立西中学校を経て、鳥取城北高校へ進学。
高校時代には2年連続で高校横綱に輝き、その実力を見せつけます。
高校3年時には、全日本選手権でベスト8入りという快挙を達成!この結果により、三段目付出資格を獲得し、プロへの道が開けました。
プロ入りまでの道のり
2022年、高校卒業後、プロ入りを前に右肩の手術を受け、相撲浪人生活を送ります。けがを治し、相撲に専念する期間となりました。
父親が経営している金属加工機械製造会社である「有限会社野田組」に所属し、全日本実業団相撲選手権大会で優勝。見事、実業団横綱の称号を手にします。13代宮城野(元横綱・白鵬)の誘いを受け、大相撲の宮城野部屋に入門。新たなスタートを切ります。
プロ入り後:華々しいデビュー
実業団横綱の経歴を評価され、幕下15枚目格付出で入門。
初場所から7戦全勝と圧倒的な強さを見せつけ、幕下15枚目格付け出し力士としては史上2人目の7戦全勝優勝を達成。新十両昇進がほぼ確実となりました。高校卒業後すぐに相撲部屋に入門したのかと思っていました。みなさんは、ご存じでしたか?
伯桜鵬の四股名の由来は?読み方は?
四股名の由来は?
この名前には、彼の地元である鳥取県や故郷の倉吉市、そして師匠への尊敬の念が込められています。
伯:鳥取県への愛着が感じられる!
「伯」という字は、鳥取県の旧国名である「伯耆国」から取られています。つまり、伯桜鵬は自分のルーツを大切にし、故郷への愛着を名前にも表しているんですね。
桜:相撲との出会い、そして地元の誇り
「桜」は、倉吉市出身の元横綱・琴桜を記念して開催されている「桜ずもう」に由来しています。伯桜鵬は小学生の頃、この大会に参加したのが相撲を始めたきっかけ。地元の偉大な力士に憧れ、自分も相撲の世界へ飛び込んだんですね。相撲との出会いをくれた「桜」の字を四股名に刻むことで、その感謝の気持ちを忘れずにいるのでしょうね。
鵬:師匠への尊敬の念
「鵬」は、師匠の宮城野親方(元横綱・白鵬)の現役時代の四股名です。師匠への尊敬の念を込めて名付けられたこの字は、伯桜鵬にとって大きな支えとなっていると思います。
読み方は?
伯桜鵬は「はくおうほう」と読みます。
伯桜鵬は、「桜」の字を入れたことで、「いつか桜を咲かせたい」と語っています。これは、相撲界で大きく花開きたいという強い決意の表れと言えますね。
また、地元・鳥取への愛も深く、「鳥取がすごく大好きだし、熱い応援をいただいているので、この伯桜鵬という四股名で活躍することで地元を盛り上げたい」と抱負を語っています。
伯桜鵬の力士情報
記憶に新しい2023年1月場所。ついに伯桜鵬が初土俵を踏みました!注目の初日は、なんと関取経験者の王輝の休場で不戦勝からの幕開け。でも、ここから伝説が始まったと言っても過言ではありません!
続く7日目。大成龍との一番を制し、なんと4連勝で勝ち越しを決めてしまうんですから、末恐ろしいルーキーですよね!そして、13日目。風賢央関にも勝利し、幕下15枚目格付け出し力士としては史上2人目となる、衝撃の全勝優勝を飾ったんです!この時点で、次の3月場所での新十両昇進はほぼ確実視されていました。
そして、1月25日。番付編成会議で、ついに伯桜鵬の新十両昇進が正式発表されました!驚くべきことに、これは幕下15枚目格付出制度ができて以来、史上最速の昇進記録なんです!これまで2場所で十両に上がった力士は6人いましたが、伯桜鵬はそれをさらに上回るスピード出世。
新十両として迎えた3月場所。この場所を10勝5敗という素晴らしい成績で終え、千秋楽の朝乃山との一番の後には「全てが勉強になりました」と、堂々としたコメントを残しました。新十両の場所で二桁勝利とは、本当にすごいですよね!
そして、記憶に新しい5月場所。場所前に左肩を痛めていたという情報もあり、手術も検討されたそうですが、最終的には大きなテーピングをして出場を決意。西十両8枚目という位置で、なんと雅山以来2人目となる、新十両から2場所連続での二桁勝利を達成したんです!
落合改め伯桜鵬が昭和以降最速タイの新入幕昇進「自分でも順調すぎると思う」…師匠と同じ新入幕12勝が目標 #sumo #大相撲 #スポーツ報知 https://t.co/81f4KvPjwZ pic.twitter.com/Vi0cGMM2Vt
— スポーツ報知 相撲取材班 (@hochi_sumo) June 26, 2023
さらに、12日目に11勝目を挙げた際には、この場所の星取次第では、なんと遠藤以来、昭和以降2例目となる、初土俵から所要3場所での新入幕が見えてきたというから、すごいですよね。この好成績により、続く7月場所での新入幕が決定しました。
<伯桜鵬のプロフィール>
四股名 落合 哲也(おちあい てつや)→伯桜鵬 哲也(はくおうほう てつや)
本名 落合 哲也
愛称 令和の怪物、相撲の方の落合、宮城野部屋の秘蔵っ子
生年月日 2003年8月22日
出身 鳥取県倉吉市
身長 181cm
体重 160kg
所属部屋 宮城野部屋→伊勢ヶ濱部屋
得意技 左四つ、寄り、押し
初土俵 2023年1月場所
初入幕 2023年7月場所引用:Wikipedia
まとめ
・倉吉市立成徳小学校へ進学。サッカー少年から相撲へ転身
・鳥取市立西中学校を経て、鳥取城北高校へ進学。高校時代から、数々のタイトルを獲得
・ 実業団横綱を経て、大相撲へ
・デビューから圧倒的な強さを見せる
・「伯」という字は、鳥取県の旧国名である「伯耆国」から。
「桜」は、倉吉市出身の元横綱・琴桜を記念して開催されている「桜ずもう」に由来。
「鵬」は、師匠の宮城野親方(元横綱・白鵬)の現役時代の四股名から。
いかがだったでしょうか。
琴櫻関の銅像を見上げ、相撲の道を志した少年が、今、その夢に向かって力強く歩みを進めています。地元・鳥取のスターとして、そして大相撲界を代表する力士として、伯桜鵬関の活躍から目が離せません。