こんにちは。りんご桜です。
琴風浩一(ことかぜこういち)さん(元大関・琴風・尾車親方)は、「後進に道を譲るべき。老兵は消え去るのみ」という言葉を残し、70歳の再雇用の任期満了を待たず、2024年5月11日に、日本相撲協会に退職届を提出しました。
その決意の重みと、相撲界への深い愛情を感じます。
今回は、 琴風浩一さん(元大関・琴風・尾車親方)の妻はついて、現在はNHK専属大相撲解説者に?現役時代にCDリリースをした「まわり道」についてお伝えします。
琴風浩一氏(元大関・琴風・尾車親方)の妻は?
琴風浩一さんの妻は、長島史枝さんです。元CAだったようです。
残念ながら、くわしいことはわかりません・・・。
1986(昭和61)年1月5日に婚約発表し1986(昭和61)年3月25日、大阪市大淀区・ホテルプラザで結婚式を挙げました。
きっと、尾車部屋(おぐるまべや)のおかみさんとして琴風さんを支えたことでしょう。
琴風浩一氏が(元大関・琴風・尾車親方)の現在は?NHK大相撲解説者に!
琴風浩一さんが、NHK大相撲中継の専属解説者になることが分かりました!
九州場所から登場!
2024年11月場所(九州場所)では、初日、6日目、11日目、千秋楽の解説を担当する予定とのことです。相撲ファンの皆さんにとっては、現役時代から人気の高い琴風さんの解説を聞ける絶好の機会となりますね。
元尾車親方、相撲協会を退職後も活躍
琴風さんは、尾車親方の時に、日本相撲協会理事として、事業部長などの要職を歴任。相撲界の発展に大きく貢献してきました。2022年4月に定年退職後も再雇用の参与として活躍されていましたが、2024年5月に任期満了を待たずに協会を離れていました。
NHK大相撲中継の解説陣
現在、NHKの大相撲中継の解説陣は、元横綱の北の富士勝昭氏と元小結の舞の海秀平氏が務めています。しかし、北の富士氏は体調不良のため、今場所も出演しない見通しとのことです。
琴風さんの解説に期待!
琴風さんは、現役時代、その豪快な取り口で多くのファンを魅了しました。解説者としても、その経験と知識を活かして、わかりやすく熱のこもった解説を聞かせてくれることでしょう。相撲ファンにとって嬉しいニュースですね。11月場所では、琴風さんの解説に注目しながら、白熱した取組を楽しんでいきましょう!
琴風の11月場所の解説を聞いて。
私の感想になりますが、琴風さんの解説は、現役力士時代や協会での経験だけでなく、場所前の稽古を自ら見学し、力士一人ひとりの様子を把握しているという熱意が伝わってくるものでした。
その上で、自分の感想を交えながら、とても分かりやすく解説してくださり、大変印象に残っています。
解説者になるにあたり、「プロ目線にならず、相撲を見る方々に分かりやすい解説を心掛けたい」と語っていた琴風さんですが、まさにその言葉通りの解説だったと思います。
琴風浩一氏(元大関・琴風・尾車親方)のCD「まわり道」とは?
相撲界のレジェンドが歌の世界へ
1981年、大関に昇進した琴風さん。その直後、大手音楽事務所からレコードデビューの話が舞い込んできました。元々歌が好きだった琴風さんは、この誘いを快諾。しかし、相撲協会の反対を押し切り、歌手デビューを果たすことになります。
なぜ琴風さんは歌を歌うことに?
相撲協会の春日野理事長(当時)は、力士は土俵で稼ぐべきと、芸能活動に難色を示していました。しかし、横審委員の説得もあり、師匠の佐渡ヶ嶽親方の許可を得て、歌手デビューが実現しました。
大ヒット曲「まわり道」誕生秘話
琴風さんのデビュー曲は、なかにし礼さんの作詞による「まわり道」。レコーディングは、曲も詞も完成していない状態でスタートするなど、かなり異例の状況で行われました。
「まわり道」は、琴風さんの相撲人生を、男と女の物語に置き換えて作られた曲でした。大けがを乗り越え、大関の座まで駆け上がった琴風さんの波乱万丈な人生が、歌に込められています。
「まわり道」が大ヒットした理由
「まわり道」は、発売後すぐにヒットし、50万枚を超える大ヒットとなりました。なぜ、琴風さんの歌がこれほどまでに人々の心を捉えたのでしょうか?
- 琴風さんの人生との重なり: 歌詞が琴風さんの人生と重なり、聴く人の共感を呼びました。
- 哀愁を帯びた歌声: 琴風さんの力強いながらも哀愁を帯びた歌声が、曲の世界観にぴったり。
- 相撲ファンだけでなく、幅広い層に支持された: 相撲ファンだけでなく、演歌ファンからも支持され、幅広い層に愛されました。
琴風さんは、力士としての活躍だけでなく、演歌歌手としても素晴らしい才能を発揮しました。「まわり道」は、琴風さんにとって、そして多くのファンにとっても、忘れられない一曲となりました。
まとめ
- 元大関・琴風浩一さんが、NHK大相撲中継の解説者に。
- 元尾車親方として、相撲界に貢献。
- NHK大相撲中継の解説陣は、北の富士勝昭氏(体調不良のため今場所も出演見送り)、舞の海秀平氏。
- 琴風さんは、演歌歌手としても活躍していた。
- 代表曲「まわり道」は、なかにし礼作詞による名曲。
- 「まわり道」が大ヒットした理由は、琴風さんの歌声、歌詞、そして彼の人生そのものが持つドラマ性がありました。
- 琴風さんの演歌は、多くの人々に勇気と感動を与え続けている。
いかがだったでしょうか。
長年相撲協会に深く関わってこられた経験から、他の解説者とはまた違った視点からの解説が聞けるかもしれません。相撲界の裏側や、力士たちの苦労話なども聞けるかもしれませんね。
琴風さんの「まわり道」は、単なる一曲のヒット曲にとどまらず、相撲界と歌謡界という異なった世界を繋ぐ架け橋となりました。琴風さんの歌声は、今もなお多くの人々の心に残り続けています。