こんにちは。りんご桜です。
技のデパートと呼ばれている宇良(うら)。小兵力士とは思えないほど強く、変わった技を使い、
相撲ファンを魅了しています。
今回は宇良の学生時代にスポットを当てたいと思います。大学時代、相撲に出会ったきっかけや小学校、中学校、高校のこと、
同い年の翔猿との関係とは?深堀りしていきたいと思います。
宇良の大学時代は?
<大学時代:肉体改造と飛躍>
・ 2011年4月、関西学院大学に入学・・・・相撲部に入り、全国学生相撲で活躍。
・ 肉体改造に着手・・・3年時から肉体改造に取り組み、無差別級で3位入賞。
・ 世界一に・・・ワールドコンバットゲームズ相撲軽量級で優勝。
宇良は、大学2年まで勉強一本に集中していたそうですが、相撲部に入部したことで人生が大きく変わったと言います。着実に成長を遂げています。プロ入り後もその努力は変わらず、将来が大いに期待される力士の一人です。
<小学校から高校まで厳しい練習の日々>
小学校から高校まで、厳しい練習の日々を送ってきた宇良。大学では、勝利至上主義ではなく、自分のペースで相撲と向き合えることができたようです。
<自由な環境で得たもの>
もちろん、良いことばかりではなかったようです。夏合宿で予定を間違え、監督に怒られたこともあるそうです。
「あの時、監督に叱られたおかげで、相撲部の自由さがいかに大切か、改めて気づかされました。」と関西学院大学の後援会のインタビューで話してました。
自主性が育まれた場所
相撲部では、特に強制されることはなく、自分で考えて行動することが求められました。
「試合に勝ちたいと思ったら、そのためには何をすればいいのかを自分で考え、実行する。体作りだって同じです。」
大学で培ったこの自主性は、プロになってからも大いに役立っているそうです。
確かに相撲部屋の稽古は自主的に行う稽古が多いですよね。宇良にとって大学の相撲部の経験は今に役に立っていることが私たちでもよくわかりますね。
宇良・相撲の出会いと学歴(小学校、中学校、高校)
幼少期~小学校時代
相撲との出会いは、姉の応援に行ったわんぱく相撲。上着を忘れてしまい取りにいってつもりが、4歳の宇良は、その場でまわしを締めて稽古に参加することになったのです!
それがはじめての相撲です。小さい頃の宇良を想像するととてもかわいいですね。
寝屋川相撲連盟に通いはじめ、元幕下力士の菊池弘至氏から厳しくも熱心な指導を受ける。低い体勢からの技ではなく、宇良の持ち味である「押す力」を伸しました。
3年生で レスリングも並行して習得し、厳しい練習で培った根性と体力は、後の大相撲でも大きな武器となっています。
小学校時代は6年生で139㎝42㎏の小柄ながら才能を 相撲だけでなく、レスリングでも全国2位になるなど、その才能の片鱗を見せました。
中学校時代~高校時代
2005年4月に入学した 中学校では、小柄だっとこともあり、花開かず。
2009年4月、相撲部のある京都府立鳥羽高校に進学します。( レスリングの高校の推薦が取れなかったため、相撲部のある高校に進学)
高校時代では、さらに苦労の連続。相撲が弱く、稽古で指名されなかったり、小学生に負けるなど、挫折を味わいます。
宇良と翔猿との関係は?
「入門してから時間はたちましたけど、対戦できたのはうれしかったですね」
引用:サンケイスポーツ 2021年9月19日
そう語るのは、大相撲力士の宇良。その相手は、同学年のライバルであり、親友でもある翔猿(とびざる)です。
二人は、高校時代からその名を馳せていました。翔猿は名門・埼玉栄高校で全国大会常連の強豪。
一方で、宇良は京都・鳥羽高校で地道に力を付けていました。
そして、ともに大学に進み、相撲部で汗を流します。関西学院大学の宇良と日本大学の翔猿(本名:岩崎)、二人が直接対戦することはありませんでしたが、互いの活躍を陰ながら応援し合っていました。
その後、二人はそれぞれ違う道を歩みながらも、プロの土俵を目指し、相撲教習所で再会。そこで「幕内で観客を沸かせよう」と誓い合ったのです。
しかし、宇良の大怪我もあり、念願の幕内での対戦はなかなか実現しませんでした。長い年月が流れ、ようやく願いが叶い、二人は幕内で激突。宇良は「そのときのことを思うと、戦えたことは勝ち負け関係なくうれしかったですね」と喜びを爆発させ、翔猿も「教習所で話したことがかなってよかったです」と感慨深く語りました。
二人は、ともに小柄ながらも激しい戦いを繰り広げる力士として知られています。身長も体重もほぼ同じで、同じ1992年生まれ。相撲教習所時代から、互いのことをよく知っており、その深い絆は、二人の取組をより一層熱くさせています。
「教習所時代から幕内でやりたいねと話していた。楽しみだし、うれしい」
そう語る翔猿の言葉からも、二人の強い友情が伝わってきます。とても素敵な関係ですよね?
これからも、小兵同士の熱い戦いは、多くのファンを魅了し続けると思います。宇良と翔猿の活躍から目が離せませんね!
宇良の相撲への想い
『常に「取組では今の自分の100%を出し切る」という心構えで土俵に上がっています。』
この言葉に、宇良の相撲に対する熱い想いが詰まっていますね。
そしてこれから紹介する言葉も宇良の言葉です。
<学生時代の世界一は通過点>
学生時代、軽量級で世界一という輝かしい実績を手にした宇良。しかし、大相撲の世界は全く別物といいます。学生時代の経験は貴重ですが、プロの土俵では通用しないということ。
< 謙虚さではなく、現実を直視>
周りの力士に圧倒されながらも、決して諦めない宇良。「謙虚」という言葉で片付けられるものではなく、現実をしっかりと受け止めているからこそ生まれる言葉です。
< 体格の壁との戦い>
身長や体重というハンディキャップを抱えながらも、相撲への情熱は尽きません。横綱という目標は、決して手の届かないものであっても、相撲道を極めたいという強い気持ちは揺るぎません。
< 持てる力を最大限に>
体格に恵まれないからこそ、持てる力を最大限に発揮することの大切さを知っている宇良関。一勝一勝を積み重ね、着実に成長を続けています。
その言葉からは、相撲に対する並々ならぬ情熱が伝わってきます。
宇良の言葉は、私たちの生活のなかにも、重なるような、多くのことを教えてくれているような気がします。とてもこころに響きますね
まとめ
・宇良は、幼少期から相撲とレスリングの両方を習得し、厳しい練習を重ねてきました。中学時代には挫折を味わうこともありましたが、大学時代からは肉体改造に励み、世界一に輝くなど、着実に成長を遂げています。
・宇良と翔猿は、同学年のライバルであり、今は、親友です。学生時代はそれぞれで相撲に励みましたが、直接対戦したことなかったようです。
・宇良関の言葉は、私たちに多くのことを教えてくれます。
* どんな状況でも諦めないこと
* 目標に向かって努力を続けること
* 自分の可能性を信じること
いかがだったでしょうか?
宇良は、努力してここまで、駆け上ってきたことがよくわかりますね。
今後の活躍を心から応援しています!