こんにちは。りんご桜です。
2025年5月場所では新十両昇進するのではと期待されている、二子山部屋(ふたこやまべや)の三田大生(みたたいき)。どのような力士なのでしょうか。三田大生に注目していきたいと思います。父親は?出身校は(学歴は?)生田目との関係は?力士情報をお届けします。
三田大生(相撲)の父親は?
三田大生の父親は三田尚紀(みたなおき)さんです。49歳です。(2025年5月現在)
尚紀さんは、栃木県大田原市役所に勤務しながら、相撲の普及活動に力を注ぎ、地域相撲の発展に大きく貢献してきた人物。その情熱は息子にも受け継がれ、三田大生は着実に力をつけていきました。
三田大生が相撲を始めたのは、なんと5歳の時。父・尚紀さんが指導する「大田原修志館」で、幼い頃から相撲に打ち込んできました。
若草中学校でも指導!
尚紀さんは、大田原修志館だけでなく、大田原市立若草中学校でも相撲部の指導をしています。地域の子どもたちの育成にも力を入れ、栃木の相撲界を盛り上げてきました。
インターハイベスト8の実力!父も元力士
実は、尚紀さん自身も高校時代にインターハイでベスト8に入賞した実力の持ち主なんです。自身の経験を活かし、息子に的確な指導を行ってきました。
二子山親方との深い絆!中学時代から注目
尚紀さんは、二子山親方(元大関・雅山)と学生時代からの知り合い。その縁もあり、三田大生は中学時代から二子山部屋に注目されていました。
三田大生も「二子山部屋しかない」と相思相愛で、入門を決めたそうです。
三田大生の活躍の裏には、父・尚紀さんの熱心な指導と地域相撲への貢献がありました。幼い頃から息子を支え、才能を開花させた尚紀さんは、まさに息子にとって最高の理解者であり、指導者だと思います。
引用:下野新聞
左)二子山親方・中)小野寺・右)尚紀さん。残念ながら三田とのショットは見つからず
注目の力士
近大から二子山部屋に入門する三田大生
生田目とは小学校の同級生。全国大会のタイトルは無冠だが近大4年で草野に勝つ等、実力がある。技術があり相撲が上手い。身長171センチと小兵だが大学で一回りデカクなり、当たり負けしなくなった。怪我があるが幕下(3段目)付け出し資格も保有中。 pic.twitter.com/2hxwMctsCe— 貴乃武蔵 勝 (@IGx3MZl9js69480) May 31, 2024
↑こちらが三田大生
三田大生(相撲)の母親や兄弟は?
母の知恵子(ちえこ)さん!51歳です。 あまりメディアの露出 は少ないのですが、 尚紀さんと頼りになる兄と三田を見守っている素敵なお母様であることは想像に難くありません!
三田には、4つ年上の兄がいます。悠雅(ゆうが)さん。なんと27歳で警察官!かっこいいですね!しかも、お兄様も黒羽高校相撲部のご出身!兄さんであり、相撲の先輩でもあるんですね!
元々は大田原修志館には、悠雅さんが先に相撲を習いに行っていて遊びについていくような感じで、習いに行ったそうです。「兄がいなかったら、相撲をやっていなかっかもしれない」と三田自身もNHK大相撲新十両インタビューで話してました。
NHK大相撲 新十両インタビューより
三田大生(相撲)の出身校は?(学歴は?)
小学校・中学校時代:相撲の基礎を築く
2001年:栃木県大田原市で誕生
大田原市立野沢小学校卒業
大田原市立若草中学校3年生:全中団体戦16強
小学生の頃から相撲を始め、中学校では全国大会に出場するなど、着実に力をつけていきました。
高校時代:全国レベルへ!急成長を遂げる
<栃木県立黒羽高等学校>
1年生:関東大会軽量級(65キロ未満)優勝、全国高校選抜大会80キロ級優勝
2年生:世界ジュニア選手権軽量級(80キロ未満)3位
3年生:全日本体重別ジュニア中量級(100キロ未満)優勝、世界ジュニア選手権中量級(100キロ未 満)優勝、全国高校総体8強
高校時代には、階級を上げながらも全国、そして世界で活躍。特に、高校1年生から3年生にかけて、65キロから100キロまで増やした体重の増加には目を見張るものがあります。
2019 世界ジュニア相撲選手権大会 中量級決勝 https://t.co/hYeVmccSct
優勝 三田 大生(日本) pic.twitter.com/Fd0E22bZy4
— tnkyk sumo (@tnkyk_sumo) October 13, 2019
大学時代:西日本を制覇!さらなる成長
<近畿大学>
1年生:西日本学生体重別115キロ未満級優勝、全国学生体重別115キロ未満級3位
2年生:西日本学生選抜大会優勝
3年生:西日本学生選手権優勝、国体8強、全国学生選手権8強
4年生:全国大学選抜宇佐大会3位、全国大学実業団対抗和歌山大会準優勝、西日本学生体重別無差別級優勝、国体8強
近畿大学に進学後も、その勢いは止まりません。西日本の大会では何度も優勝し、全国レベルでも上位の成績を残しました。また、4年生では、相撲部の主将を務めます。
主将としてチームを牽引し、13年ぶりの団体優勝に大きく貢献した立役者。しかし、喜びも束の間、同年11月にまさかの左膝前十字靱帯断裂という大怪我に見舞われてしまったんです。
想像してみてください。松葉杖をつきながら、「膝を曲げられず、階段の上り下りもきつかった」と語る三田の姿を。主将としてチームを優勝に導いた男が、日常生活さえままならない状況に陥ってしまったのです。
さらに、同学年には日大で学生横綱に輝いたライバル・草野(現・伊勢ケ浜部屋)が先に土俵に上がっているという焦りもあったでしょう。順風満帆に見えた相撲人生に、大きな試練が立ちはだかったのです。
それでも、三田は決して諦めませんでした。師匠からは「怪我を完治させてから初土俵を踏むように」と諭され、焦る気持ちを抑えながら、地道なリハビリと体づくりに励んだそうです。
第96回西日本学生相撲選手権大会
1部個人戦
優勝 三田 大生(近畿大学)
2位 井手 純也(金沢学院大学)
3位 山中 新大(関西大学)
3位 山崎 勝磨(近畿大学) pic.twitter.com/ka8zP99kjt— tnkyk sumo (@tnkyk_sumo) June 5, 2022
三田大生(相撲)と生田目との関係は?
相撲の三田大生と生田目は小学校時代の同級生でもある幼なじみです。
また、小さい頃から三田とは違い、生田目は大田原修志館にも通っていましたが、高校から本格的には相撲をはじめました。しかし、高校3年生の時に二子山部屋に入門した生田目は、三田にとって部屋の兄弟子にあたります。
二人は、面白い関係ですよね。
小さい頃からお互いをよく知る二人ですが、相撲に関してはライバル同士。しかし、お互いを高め合う、切磋琢磨した関係でもあります。
また、兄弟子として、三田にアドバイスを送ったり、時には一緒に稽古をしたりと、公私ともに支え合っているようです。
デビュー戦後の焼き鳥エピソードがあります。三田のデビュー戦後、二人は焼き鳥を食べに行ったそうです。
「一緒に焼き鳥食べました。2人とも手を付いて負けたので」
二本足で立つ鶏肉は、手をつかない縁起の良い食べ物とされています。この焼き鳥で験直しをした二人は、きっと次の取り組みでは白星を掴んだそうです。
小学校時代からの幼なじみであり、兄弟子でもある三田と生田目。
お互いをよく知る二人だからこそ、高め合えるものがあるはずです!今後の二人の活躍に期待したいですね。
NHK大相撲 新十両インタビューより
大相撲の生田目関と三田 新春対談完全版 大田原の小学校同級生 給食前登校は当たり前? 憎たらしかった高校時代|下野新聞https://t.co/q5kxeaFQwh
大相撲で栃木県・さくら市の出身『生田目』関と大田原市の出身『三田』…同級生で友達、エピソードでほっこりした^^#大相撲 #さくら市 #大田原市— 【公武】のぶ@のぶ屋㋹ (@nobu_ya_com) January 1, 2025
生田目についての記事はこちら。

三田大生(相撲)の力士情報
三田の相撲人生は、なんと5歳から始まったというから驚き!
父が主宰する相撲クラブで基礎を築き、小学生の頃から全国大会の舞台で活躍。小柄ながらも中学、高校時代には、全国制覇や世界ジュニアでのメダル獲得など、その才能は早くから開花していました。特に、高校時代には国体で個人優勝を二度も飾るなど、同世代の中でも目立つ存在だったんです。
そして、大学に進学してからもその勢いは止まりません!全日本学生体重別優勝をはじめ、数々のタイトルを獲得。西日本では無差別級優勝も経験し、その実力はまさに折り紙付き。数々の激戦を経験してきた彼にとって、最も印象に残っている相撲は全日本学生体重別での16強とのこと。厳しい戦いの中で得た学びは、きっと今の彼の糧となっているはずです。
二子山部屋への入門のきっかけは、小さい頃から声をかけてもらっていたことと、左膝の怪我で一度は諦めかけた相撲の道でしたが、二子山親方からの支えもあって、再び夢を追う決意をしたそうです。親方の言葉が、彼の背中を強く押したんですね。大学4年の11月、ついに角界への扉を開くことを決意しました。
そして、2024年9月場所、ついに初土俵! そこから、持ち前の才能と努力で、着実に番付を駆け上がっていきました。怪我から這い上がり、見事初場所から4場所で十両の座を掴んだのですから、本当に素晴らしいの一言です!
四股名 三田大生(みたたいき)
本名 三田 大生
生年月日 2001年12月13日(23歳)
出身地 栃木県大田原市
身長 172.0cm
体重 121.3kg
所属部屋 二子山部屋
初土俵 2024年9月場所引用:Wikipedia
まとめ
<三田大生の父親・母親・兄弟について>
父親は三田尚紀さん。
栃木県大田原市で相撲の普及活動に尽力。
大田原修志館と若草中学校で相撲指導。
自身も高校時代にインターハイベスト8の実績。
母親は三田知恵子さん。
4つ年上の兄の三田悠雅さん。現在、警察官をしている。
<三田大生の学歴について>
大田原市立野沢小学校卒業。
大田原市立若草中学校卒業。
栃木県立黒羽高等学校卒業。
近畿大学卒業。
<三田大生と生田目との関係について>
小学校時代の同級生で幼なじみ
生田目は二子山部屋の兄弟子。
いかがだったでしょうか。
三田の持ち味は、「スピード相撲」で、注目の若手力士のひとりです。
その才能と努力で、着実に相撲界での地位を築きつつあります。幼少期から培ってきた相撲の技術、そして父・尚紀さんや兄弟子・生田目との絆が、彼の成長を大きく後押ししているような気がします。一年後はどうなっているでしょうが。三田の相撲道が楽しみでなりません。
2025年5月場所の新十両力士はこちら
