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大相撲・三賞の賞金はいくら?三賞とは?読み方は?条件あるの?2025年大相撲五月場所の三賞力士は?

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こんにちは、りんご桜です。

大相撲では、幕内優勝が注目されがちですが、場所を盛り上げたりきしに対して「三賞」という賞が贈られます。今回は、その三賞について深堀したいと思います。

三賞の賞金について、三賞とは?読み方は?条件あるのか、今までに三賞独占した力士はいるのか?お届します。

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大相撲・三賞の賞金はいくら?

気になる大相撲・三賞である殊勲賞(しゅくんしょう)・敢闘賞(かんとうしょう)・技能賞(ぎのうしょう)の各賞の賞金はそれぞれ200万円です。なかなか高額金ですよね。

ちなみに、1つの賞を複数の力士が受賞することになった場合。200万円を受賞人数で割ることなく、何人受賞しても各力士それぞれに200万円が支給されます。

また、1人の力士が複数の賞を受賞することもあり、ダブル受賞の場合は400万円、トリプル受賞の場合は600万円支給されます。

三賞受賞者には200万円の賞金の他、表彰状とトロフィーも贈られます。

 

大相撲・三賞とは?読み方は?

大相撲・三賞とは、殊勲賞・敢闘賞・技能賞の3つの賞の総称をいいます。

読み方は、殊勲賞(しゅくんしょう)・敢闘賞(かんとうしょう)・技能賞(ぎのうしょう)と読みます。

「殊勲賞」は横綱・大関を倒すか、優勝争いに大きく影響する勝ち星を挙げた力士に贈られます。

「敢闘賞」は新入幕で2ケタの白星を挙げたり、他の2つの賞には該当しないけど、活躍した力士に贈られることが多いです。その場所において敢闘精神を発揮した相撲を見せた力士に贈られます。

「技能賞」ですが、その名の通り、技能的に優秀な力士が受賞する賞です。決まり手が豊富で、寄り、押し、投げ、立合いなどが相撲の基本に忠実な力士に贈られる賞です。

三賞は、1947年(昭和22年)11月場所から実施されており、当初は原則として各賞1名ずつでしたが、徐々に複数の受賞者が出たり、逆に該当者なしということもあります。

三賞は千秋楽取組前に日本相撲協会から任命された相撲記者クラブの方、審判委員などで構成された選考委員による三賞選考委員会で決定されます。

以前は巡業でも三賞制度がありましたが、2001年の冬巡業を最後に廃止されました。

三賞のそれぞれの違いがよくわかりましたね。技能賞は、同一力士が複数回受賞するケースも多いようです。

 

大相撲・三賞は受賞条件あるの?

三賞の選考の対象になるのは、横綱、大関以外の幕内力士です。

私は、横綱や大関が三賞をもらってないこと(受賞対象外)に気づいていませんでした。だから条件があることにびっくりです。

その場所で活躍した関脇以下の幕内力士で、その場所で勝ち越した者に与えられる事になっており、日本相撲協会の審判委員と相撲記者クラブの選ばれた方々が、受賞力士を決めるシステムになっています。

相撲の記者も選考メンバーとは驚きですね。

大相撲・三賞を独占した力士は?

三賞独占=トリプル受賞=賞金600万円ってことですよね。力士としても名誉あることですし、賞金もすごいです。

最近は三賞を独占して受賞する力士はほとんどいませんが、過去には6
人の関取が受賞しています。

・大受(元大関、1973年7月場所に受賞)
・大錦(元小結、1973年9月場所に受賞)
・貴花田(元横綱貴乃花、1992年1月場所に受賞)
・出島(元大関、1999年7月場所代に受賞)
・琴光喜(元大関、2000年11月場所に受賞)
・尊富士(2024年3月場所に受賞)

三賞独占がいかに難しいかは今までに6人しかいないことからもわかりますね。
三賞独占力士は20年以上現れていませんでしたが、尊富士が優勝して、さらに三賞総なめしました。このことは、歴史に残る快挙なのです。その歴史上に残る優勝が見れたことは、相撲ファンとして貴重体験かもしれません。

 

2025年大相撲五月場所の三賞力士は?

今場所も熱戦が繰り広げられ、三賞力士が決定しました!

敢闘賞はベテラン佐田の海と安青錦!

今場所、最も会場を沸かせた敢闘賞は2名の力士が受賞しました。

まず一人目は、なんと38歳のベテラン、佐田の海!38歳0か月での三賞受賞は歴代4位タイという快挙です。衰えを知らぬ真っ向勝負で堂々の二桁10勝を挙げ、3年ぶりの敢闘賞は自身3回目となります。ベテランの意地を見せつける相撲に、胸を打たれたファンも多いのではないでしょうか。

そしてもう一人は、平幕の安青錦関!千秋楽で佐田の海に勝利し、11勝4敗と好成績を収めました。なんと2場所連続での敢闘賞受賞!勢いのある若手の活躍から目が離せませんね。

技能賞は若隆景と霧島が受賞!

持ち味を存分に発揮し、技能賞に輝いたのはこちらの2名です。

一人目は、小結の若隆景!低い攻めからの相撲で白星を重ね、12勝3敗という素晴らしい成績を収めました。技能賞はなんと自身6回目!安定した実力を見せつけました。

そして二人目は、大関経験者の霧島!関脇の地位で、大関の琴櫻と横綱の豊昇龍を破るなど、強豪相手に11勝を挙げました。おととしの夏場所以来となる4回目の技能賞受賞です。

殊勲賞は該当者なし

今場所は残念ながら、殊勲賞の該当者はありませんでした。

今場所も様々なドラマが生まれた五月場所。来場所も力士たちの熱い戦いに期待しましょう!

まとめ

・大相撲・三賞の賞金である殊勲賞・敢闘賞・技能賞の各賞の賞金はそれぞれ200万円です。

・大相撲・三賞とは、殊勲賞・敢闘賞・技能賞の3つの賞の総称をいいます。

・読み方は、殊勲賞(しゅくんしょう)・敢闘賞(かんとうしょう)・技能賞(ぎのうしょう)と読みます。

・三賞のになるのは、横綱、大関以外の幕内力士です。

・三賞を独占して受賞する力士はほとんどいませんが、過去には6人の関取が受賞しています。

いかがだったでしょうか?
三賞と聞いても、3つの賞のちがいがわからない方もいらっしゃったのではないでしょうか?(じつは、私がそうでした。)次の場所では、私なりの三賞の力士を考えたり、三賞を受賞する力士を予想しても楽しいかもしれませんね。

 

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