学生横綱・歴代力士は?出身力士の草野は?番付・幕下付出とは?

こんにちは。りんご桜です。

最近よく、相撲中継で、学生相撲出身や学生横綱出身という言葉が出てくるようになりました。2024年3月場所で優勝した尊富士(たけるふじ)5月場所で優勝した大の里も学生相撲出身で、目まぐるしい活躍をしてます。

学生横綱とは・・・年1回開催の全国学生相撲選手権大会で大学対抗の個人戦で優勝した人をいいます。

今回は、歴代学生横綱、出身力士の草野、番付・幕下付出についてご紹介します。

学生横綱・歴代力士は?

今、大相撲で活躍している歴代学生横綱と出身力士を紹介します。

<選手名・大学>                          <四股名>
1989年(平成元年)    林正人・ 近大                 大輝煌正人
1990年(平成2年)    池森ルイス剛 ・拓大                隆濤剛
1991年(平成3年)    坂本直人 ・日大                        肥後ノ海直哉
1992年(平成4年)    伊藤辰博 ・東農大
1993年(平成5年)    鶴賀文仁・ 日大                       北勝森文仁
1995年(平成7年)    柳川信行 ・日大                       増健亘志
1996年(平成8年)    齊藤直飛人 ・日大                    追風海直飛人
1997年(平成9年)    田宮啓司 ・日大                       琴光喜啓司
2000年(平成12年)    垣添徹・ 日体大                       垣添徹
2001年(平成13年)    成田旭 ・中大                        豪風旭
2002年(平成14年)    横山英希・ 東洋大                  高見藤英希
2003年(平成15年)    上林義之・ 近大                     大岩戸義之
2004年(平成16年)    吐合明文 ・近大                     吐合明文
2005年(平成17年)    下田圭将 ・日大                  下田圭将
2006年(平成20年)   森友樹・ 日大                       大翔湖友樹
2007年(平成19年)      榎本翔太・ 東洋大
2008年(平成20年)    佐久間貴之 日大                   常幸龍貴之
2009年(平成21年)      森本太良・ 拓大
2010年(平成22年)      明月院秀政・ 日体大                   千代大龍秀政
2011年(平成23年)      正代直也 ・東農大                  正代直也
2012年(平成24年)      中村大輝 ・日体大                     北勝富士大輝
2013年(平成25年)       一ノ瀬康平・ 日体大
2014年(平成26年)      大道久司・東洋大                  御嶽海久司
2015年(平成27年)   黒川宏次朗 ・拓大
2016年(平成28年)     バーサンスレン・トゥルボルド・日大      水戸龍聖之
2017年(平成29年)        中島望 ・日大
2018年(平成30年)    菅野陽太 ・中大                       栃武蔵陽太
2019年(令和元年)    中村泰輝 ・日体大                                大の里泰輝
2020年(令和2年)         プレブスレン・デルゲルバヤル・日体大    欧勝馬出気
2021年(令和3年)    川副圭太・ 日大                                   川副圭太
2022年(令和4年)    バドジャルガル・チョイジルスレン・日体大  阿武剋一弘
2023年(令和5年)    草野直哉・ 日大                                    草野直哉

四股名見ると活躍している力士の名前がいっぱいですね。

しかし、今や幕内力士の4人に1人が学生出身なのに、ほとんど横綱や大関になれない状況です。横綱に至っては1968年(昭和43年)輪島しか出ていないようです。ぜひこれからの学生相撲出身の若手力士の活躍を期待したいですね。

学生横綱・出身力士の草野は?

2023年度・学生横綱に輝いた草野。

2020年4月に日本大学入学し、相撲部に入部。4年生では相撲部主将も経験し、盛り上げました。大学在学中には学生横綱をはじめ、9つのタイトルを獲得。

大学4年間で9回の優勝すごいですよね。2024年3月場所で新入幕にもかかわらず優勝した尊富士(たけるふじ)ですら、4年間で2回の優勝でした。このことを知ると私にとって推し力士候補です。大相撲での活躍を期待してしまいます。

元々は宮城野部屋に入門予定でしたが、部屋が閉鎖され転籍先の伊勢ケ浜部屋に入門となりました。この部屋には横綱・照ノ富士、日本大学の2学年先輩であり、2024年3月場所で史上最速優勝を果たした尊富士も在籍して部屋です。

尊富士からも声をかけられたり、2024年5月場所で初土俵した際に、なんと、初日にいきなり横綱・照ノ富士(てるのふじ)の付け人として任されたとのこと。私が考えるには、入門したての幕下力士が横綱の付け人をやらせてもらえるなんてとても光栄なこと、部屋からも先輩からも期待されているのがわかりますね。

学生横綱の番付・幕下付出とは?

 幕下付出(まくしたつけだし)とは、大相撲において、学生・アマチュア時代に優秀な成績を収めた力士の地位を優遇する制度です。

2023年9月、日本相撲協会は、学生横綱らに与えられていた幕下10枚目格、15枚目格の付け出し資格を廃止すると発表し、替わって全日本選手権、全国学生選手権、国体(成年の部)で8強以上に一律で幕下最下位格、16強以上に一律で三段目最下位格の資格が与えられることが決定しました。

廃止されたことで、2023年に初土俵を踏んだ伯桜鵬が記録した、1場所での新十両、3場所での新入幕というスピード出世の最速記録が、今後は更新することが事実上、不可能になりました。

幕下付出とは、わかりやすくいうと「大相撲の飛び級」

この制度内容は、何度も変わってきているようなので、また変わってしまうかもしれませんね。
でも序の口、序二段、序三段をとばして、いきなり幕下とはすごい制度ですね!

まとめ

●学生横綱とは・・・年1回開催の全国学生相撲選手権大会で大学対抗の個人戦で優勝した人をいいます。
●現在、大相撲で活躍中の正代・ 北勝富士・ 御嶽海・水戸龍 ・ 栃武蔵・ 大の里・ 欧勝馬・川副・阿武剋・草野が歴代学生横綱。
●2023年度・学生横綱の草野。伊勢ケ浜部屋に入門。
2024年5月場所で初土俵した際に、なんと、初日にいきなり横綱・照ノ富士の付け人として任される。周りからの期待されている。
●幕下付出とは、大相撲において、学生・アマチュア時代に優秀な成績を収めた力士の地位を優遇する制度。

いかがだったでしょうか。
私の勝手なイメージですが、力士といえば、中学校や高校卒業後、相撲部屋に入門して、長い下積み生活をするという印象でした。
今は、スピード出世と大卒の力士が多いことにびっくりです。
幕下付出制度があると思うと学生相撲出身の力士は、日本相撲協会からも期待されている証拠。
ぜひこの期待に応えて、大相撲の横綱になってほしいなと思います。

 

 

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