こんにちは。りんご桜です。
大相撲界に旋風を巻き起こしている若き力士、ウクライナ出身の力士安青錦(あおにしき )のことはご存知ですか?2023年9月場所で初土俵を踏み、2025年9月場所で小結に昇進、2025年11月場所には初優勝をかざり、1月は新大関として土俵に立ちます。
ちなみに、ウクライナ出身の関取は雷部屋(いかづちべや)の獅司(しし)に続き、二人めです。
今回は、安青錦の学歴、日本語習得術、関西大学との関係、力士情報をお届けします。きっと、この記事を読めば、安青錦のことを応援したくなると思いますよ。
安青錦の学歴は?日本語がうますぎる!
安青錦は日本の学校へは在学してません。
実は、来日前に、ウクライナの国立大学に合格していたそうですが、2022年のロシアによる侵攻後、相撲を続ける環境を求めて来日したそうです。安青錦は努力家で優秀な方なんでしょうね。
連日SNSを賑わせた安青錦の優勝インタビュー。そのユーモアあふれる日本語力に「もはやネイティブ!」「うますぎる」と驚きの声が続出しましたよね!
安青錦、“笑顔とユーモア”の優勝インタビューでファンの心を“鷲づかみ” 反響が相次いだ「言動と振る舞い」(ABEMA TIMES) https://t.co/gKn2gnPAM1
— くまちゃん (@kumachang4649ne) November 23, 2025
でも、どうしてこんなにも早く、生き生きとした日本語を身につけることができたのでしょうか?その秘密はなんでしょうか。
秘訣その1:教室より「会話」!机上の勉強はちょっとだけ!
安青錦は、日本語学校に通ったのは「本当に少しだけ」だと言います。それよりも彼が重視したのは…
「本当に少しだけ、日本語の学校に通ったけど……それよりも、みんなと会話した方が早く覚えるかな」 引用:日刊ゲンダイdigital
そう!安青錦の学習は、学校の教室ではなく、相撲部屋という日常空間。
教科書やドリルも良いけれど、彼は「実際に人とコミュニケーションを取ることで得られる学習効果」を直感的に理解していたんです。これは、まさに「アウトプットこそが最速の学習法」という信念。
秘訣その2:日常生活のすべてが「勉強」だった!
他の相撲部屋では、女将さんが教科書で勉強会を開くこともあるそうですが、彼の部屋にはそうした形式的な場はなかったようです。しかし、安青錦にとっての「勉強」は、カタチにとらわれませんでした。
「勉強というか、みんなと一緒にいるのが勉強になる」
ご飯を食べる時、稽古の合間、兄弟子とのちょっとした会話…。安青錦の周りにある日常生活のあらゆる場面が、生きた教材だったのですね!
秘訣その3:最強の才能は「間違いを恐れない心」
外国語学習で一番難しいのは「間違えるのが怖い」という心理的な壁。多くの人がここで立ち止まってしまいます。
しかし、安青錦は、この壁を軽々と飛び越えました!
「言葉を聞いて、教えてもらって、その言葉を使うこと。しゃべって間違えることは恥ずかしくない。どんどん自分でしゃべって覚える」
また、今でもわからない言葉を聞いたら、どういう意味か聞き返すと言います。この姿勢こそが、語学を爆速で習得できた最大の才能かもしれません!積極的に間違い、積極的に言葉を使っていく。安青錦の日本語は、この「間違いを恐れない精神」が生んだ賜物と言えますね。
秘訣その4:「強くなりたい」という強烈な動機
そして、安青錦の学習を突き動かしたのは、力士としての強いモチベーションでした。
「強くなりたいんで。言葉を知ってたら、もっと早く強くなれるんで…。やっぱ、親方が言っていることが分かんないとだめだから。会話もあんまできないし、自分が伝えたいことも伝わらないし」 (引用:日刊ゲンダイ)
「親方の言葉を理解したい」「強くなるために言葉が必要だ」—。戦火を逃れ、異国の地で力士として生き抜くために必死だった安青錦の強い意志が、日本語習得という壁を打ち破ったのですね。
安青錦の日本語は、まさに相撲部屋で「強くなりたい」という情熱とともに鍛え上げられた、魂の言語と言えるかもしれません!
安青錦と関西大学との関係は?
安青錦は関西大学に在学していませんが、関西大学相撲部の練習生でした。
始まりは、15歳の天才少年への「一目惚れ」
すべての物語は、世界ジュニア相撲選手権の会場から始まりました。
当時15歳で3位に輝いたウクライナの神童、ダーニャ(今の安青錦)。その圧倒的な強さとセンスに心を撃ち抜かれたのが、当時、関西大学相撲部の主将を務めていた山中新大(あらた)さん。
勇気を振り絞って声をかけたあの日。言葉は通じなくても、相撲を愛する者同士、何かが通じ合ったのかもしれません。ここから、インスタグラムを通じた国境を越えた交流が始まったのです。
「日本へ行けますか?」戦火の中で届いたメッセージ
平穏な日々を一変させたのは、ロシアによるウクライナ侵攻でした。 ドイツに避難していたダーニャ君。しかし、心の中にある「相撲への情熱」を消すことはできませんでした。
「このままでは後悔する」
意を決して、日本の友人・山中さんに送ったメッセージ。 「日本に避難できますか?」
これに対し、山中さんは迷わず「大丈夫だ」と即答。
ビザの申請方法をゼロから調べ、彼を受け入れるために奔走しました。見ず知らずの異国の若者のために、ここまで動ける山中さんの熱い行動力……本当にかっこよすぎますよね!
関西大学相撲部と「家族」が支えた第二の故郷
2022年4月、ついに来日したダーニャ君。 彼は関西大学の学生ではありませんでしたが、「練習生」として相撲部に温かく迎え入れられました。
生活の拠点: 山中さんの実家に下宿し、家族同然の生活
稽古: 関西大学や、山中さんの母校である名門・報徳学園で汗を流す
日常: 必死に日本語を勉強し、日本の文化を吸収
山中さんのご家族や大学関係者も、山中さんの「彼を支えたい」という熱意に打たれたのでしょう。みんなで彼を支える大きな輪ができていったのです。
ダーニャ君のひたむきな姿は、周りの部員たちにとっても最高の刺激になったといいます。まさに、相撲が繋いだ「言葉の壁を越えた絆」ですね。
関西大学相撲部でのインタビューで相撲スタイルを語る安青錦。「若隆景のスタイルが好きですね」と片言の日本語が初々しい。隣で見守る山中主将。素敵な関係がよくわかります。ぜひみてみてください!まだ、日本語がしゃべれません。
安青錦の力士情報
7歳から相撲を始め、2019年の世界ジュニア相撲選手権大会では3位に入賞するなど、幼い頃からその才能を発揮していました。相撲だけでなく、レスリングも経験し、17歳時にはウクライナの国内大会で優勝するなど、実績を残してきました。
世界ジュニア選手権で知り合った縁から、関西大学相撲部で力をつけ、報徳学園の監督の紹介で、元関脇・安美錦こと8代安治川親方(あじがわおやかた)の安治川部屋(あじがわべや)に入門。
2023年9月場所、晴れて初土俵を踏み、その後も順調に勝ち星を重ね、わずか1年で新十両昇進が決定!
言葉も文化も異なる日本で、一からやり直すのは並大抵のことではなかったはずです。それでも、相撲への熱い想いを胸に、日々精進を重ねてきました。
安青錦の魅力は、その明るい笑顔とハキハキとした言動です。「毎日、ウクライナのことを考えている。家族のために頑張りたい」という言葉からも、彼の心の温かさが伝わってきます。
まとめ
・世界ジュニア相撲選手権をきっかけに、当時関西大学相撲部・山中 新大(やまなか あらた)主将に出会う。ウクライナ侵攻が始まると、ダーニャ選手(現:安青錦)は山中主将のもと、日本へ。
日本語と英語を学びながら、山中主将とともに暮らし、関西大学相撲部のメンバーとの交流を通して、一緒に相撲の練習に励みました。
・幼少期には、相撲だけでなく、レスリングも経験し、17歳時にはウクライナの国内大会で優勝するなど、実績を残してきました。
世界ジュニア選手権で知り合った縁から、関西大学相撲部で力をつけ、報徳学園の監督の紹介で、元関脇・安美錦こと8代安治川親方(あじがわおやかた)の安治川部屋(あじがわべや)に入門。
・2023年9月場所、初土俵を踏み、その後も順調に勝ち星を重ね、2025年11月場所で幕内優勝を決める。
いかがだったでしょうか。
ウクライナから来た一人の少年が、憧れだった日本の大相撲入りを果たしました。
そして今では、日本語も流暢に話し、立派な力士です。
来場所は大関が期待される安青錦ですが、より上の地位を目指し、さらなる飛躍を遂げてくれると思います。今後の活躍を応援していきましょう!
若き力士の快進撃に、目が離せません!


