こんにちは。りんご桜です。
埼玉栄高校相撲部といえば、全国屈指の強豪校として知られています。大相撲でも沢山の力士が卒業し、一線で活躍しています。
いったいなぜ、埼玉栄高校はこれほどまでに強くなれたのでしょうか?。今回は埼玉栄高校の相撲部寮は?相撲部について、メンバー(幕内力士)、監督は?出身力士が語る相撲部の思い出をお伝えします。
埼玉栄高校相撲部の寮は?
強豪校として名高い埼玉栄高校の相撲部の寮、埼玉栄大志寮といいます。
相撲部の生徒たち、そして監督とその奥様が一緒に生活しているという、きちんと掃除が行き届いており、まさに家族のような温かい空間が広がっています
大志寮は、埼玉県さいたま市西区大字高木にあり、最寄りの指扇駅から歩いて約723mの場所にあります。
思ったよりも駅からも近く、緑豊かな環境の中にあるようです。
YouTubeでは、寮の中での、部員たちが共同で生活している様子が見て取れました。
掃除や食事の準備など、みんなが協力し合って家事をこなす姿は、まさに家族のよう。
みんなで作った手料理を囲み、みんなで一緒に食べる朝食の時間は、一日を笑顔でスタートできる大切な時間なんだそう。
YouTubeを通して感じたのは、大志寮のあたたかい雰囲気の中で、選手たちが心身ともに成長しているということ。
厳しい練習だけでなく、このような共同生活を通して、互いを尊重し、協力し合うことの大切さを学んでいる様子が伝わってきました。
埼玉栄相撲部の寮生活は、単なる寝食をともにする場所ではなく、選手たちが人間として成長するための大切な場所であると感じました。
監督や奥様の愛情、そして仲間との絆が、強豪校を支える大きな力になっているのではないでしょうか。
お時間あるときにぜひ見てみてください↓
埼玉栄高校相撲部について
埼玉栄相撲部の秘密とは?短時間練習と筋トレで強くなるワケ
埼玉栄高校相撲部といえば、全国屈指の強豪校として知られています。
その秘密は、意外にも短い練習時間と厳しい筋力トレーニングにあるようです。
短い練習時間の中に秘められた工夫
埼玉栄高校の相撲部は、一般的な強豪校に比べて、練習時間が短いことが特徴です。
早朝と放課後の2回の練習: 6時に起床し、朝練と放課後の練習をこなし、夜はランニングと、メリハリのあるスケジュールが組まれています。
ぶつかり稽古は「もう一丁」なし: 相撲では「もう一丁」と追加で稽古することが多いですが、埼玉栄では、良い形で稽古を終えさせることを重視しています。
筋力トレーニングの徹底: 四股や腕立て伏せなど、基本的なトレーニングを徹底し、プロのトレーナーによる指導も取り入れています。
なぜ短い練習時間なの?
短い練習時間でも効果を最大限に引き出すために、埼玉栄高校では、質の高い練習を重視しています。
良いイメージを持って終わらせる: 一回の稽古を大切にし、良いイメージを持って練習を終えることで、自信とモチベーションにつなげています。
筋力トレーニングで基礎体力を向上: 短い時間で効率よく体を鍛えることで、相撲に必要な体力を養います。
プロの指導によるレベルアップ: プロのトレーナーによる指導を受けることで、より高度なトレーニングが可能になります。
筋力トレーニングがもたらす効果
埼玉栄高校では、15年ほど前から筋力トレーニングを積極的に取り入れており、その効果は絶大です。
怪我の予防: 基礎体力を向上させることで、怪我のリスクを減らすことができます。
パフォーマンスの向上: 筋力アップにより、より力強い相撲を取ることができるようになります。
メンタルの強化: 厳しいトレーニングを乗り越えることで、精神的な強さを養うことができます。
埼玉栄高校の成功は、相撲の指導法における新たな可能性を示していると思います。今までの「長時間練習」という考え方を覆し、質の高い短い練習と、科学的なトレーニングを組み合わせることで、高いパフォーマンスを発揮できることを証明したのではないでしょうか。。
埼玉栄高校相撲部のメンバー(幕内力士)は?
・琴櫻(ことざくら): 佐渡ヶ嶽部屋所属。型にこだわらず、様々な技を駆使する柔軟な相撲が特徴です。スピードと巧みさを活かした取り口で、ファンを魅了しています。
・大栄翔(だいえいしょう): 追手風部屋所属。高い身体能力と豊富な技を武器に、激しい攻めを見せます。特に突き押しが得意で、相手を圧倒する力強さが魅力です。
・王鵬(おうほう): 大嶽部屋所属。若年ながら堂々とした体格と安定感のある取り口が特徴です。将来を期待される若手力士の一人です。
・翔猿(とびざる): 追手風部屋所属。小柄ながらもスピードと巧みさを活かした相撲で、上位陣を苦しめます。特に得意技の切り替えしは必見です。
・琴勝峰(ことしょうほう): 佐渡ヶ嶽部屋所属。スピードとテクニックを兼ね備えた力士で、多彩な攻撃パターンが魅力です。
・北勝富士(ほくとふじ): 八角部屋所属。スピードとテクニックを兼ね備えた力士で、多彩な攻撃パターンが魅力です。
・武将山(ぶしょうざん): 藤島部屋所属。体格を生かした力強い取り口が特徴です。
《十両力士》
北の若(きたのわか)
紫電(しでん)
英乃海(ひでのうみ)
剣翔(つるぎしょう)
栃大海(とちたいかい)
若碇(わかいかり)
琴栄峰(ことえいほう)
これらの力士たちも、幕内昇進を目指して日々稽古に励んでいます。
すごいメンバーだと思いませんか?そして人数も多いです!ちなみに2024年9月場所に引退した貴景勝(現・湊川親方)もOBです。
埼玉栄高校相撲部の監督は?
埼玉栄高校相撲部を30年間以上率いてきた山田道紀(やまだみちのり)監督です。
その間、全国大会優勝回数は50回を超え、数多くの力士を輩出してきた名将です。
食を通して育む心
山田監督は、食事を通して生徒の心を育むことにも力を入れています。監督が朝早く起きて、部員の昼食のために手作りするお弁当は、生徒たちにとってただの食事ではなく、監督の愛情を感じられる大切な時間。監督自ら、手作りするとは驚きましたが、生徒たちも感謝して食べているのではないでしょうか。なんだかうらやましいですね。
インタビューで答えていた「おいしくない物を食べてもお腹を壊したりしますね。」という言葉からも、食に対する監督の考え方が伺えます。監督は、食事を通して生徒たちに、食の大切さ、感謝の気持ち、そして心と体の健康を育もうとしています。
相撲を通して学ぶこと
監督は、相撲を通して生徒たちに様々なことを教えたいと考えています。
一日で変わる力: 相撲は、一日の努力で大きく成長できるスポーツです。
強い心: 強い選手は、並外れた執念を持っていることを知ること。
変化を恐れないこと: 相撲の技や戦術は常に進化しています。
監督は、生徒たちが相撲を通して、これらのことを学び、成長してほしいと願ってるようです。
私はこの監督の教育にとても魅力を感じます。私にもし息子がいて、力士をめざすなら、ぜひとも埼玉栄高校の相撲部に入部させたいと思ってしまいます(実際は、息子はおりませんが・・・)
埼玉栄高校相撲部の出身力士が語る相撲部と寮生活
埼玉栄相撲部の絆を語る!琴桜と豪ノ山が明かす寮生活の思い出
2024年4月18日のヤフーニュースで埼玉栄高校相撲部出身の琴櫻(ことざくら・取材当時:琴ノ若・ことのわか)と豪ノ山(ごうのやま)が、母校での貴重な経験を語ってました。特に印象的だったのは、先輩後輩の深い絆と、寮生活での温かいエピソードの数々です。
仕事は分担して、共に成長
埼玉栄高校相撲部は、多くの力士を輩出する強豪校として知られていますが、その裏には厳しい練習と規律が伴います。特に、後輩たちは先輩から様々なことを学び、成長していくことが求められます。
琴櫻は、自分の代の同期が6人だったのに対し、豪ノ山たちの代は4人しかいなかったため、仕事が回ってくる頻度が多かったと振り返ります。特に1年生の頃は、掃除やちゃんこ番など、多くの仕事をこなさなければなりませんでした。
しかし、先輩たちは後輩をしっかりとサポートし、仕事の方法を丁寧に教えてくれました。豪ノ山は、先輩から掃除の仕方やちゃんこ番の仕方を教わったことを懐かしく思い出しています。
寮生活での絆
寮生活は、相撲部員たちにとって、単なる寝泊まりする場所ではありません。先輩後輩の間に深い絆が生まれる場所でもあります。
琴櫻と豪ノ山は、寮で一緒に食事をしたり、旅行に行ったりと、多くの時間を共に過ごしました。特に、年に一度の旅行は、生徒たちにとって楽しみなイベントの一つだったようです。
思い出に残るエピソード
琴ノ若と豪ノ山は、寮生活での思い出話に花を咲かせました。
ステーキのどん: 休みの日には、先輩に連れて行ってもらい、みんなでステーキを食べた思い出が特に印象に残っているようです。
後輩への指導: 先輩たちは、自分たちが経験したことを後輩に伝え、次の世代へとつなげていきました。
埼玉栄高校相撲部での経験は、琴櫻と豪ノ山にとって、かけがえのないものとなっていたことがよくわかりますね。先輩後輩の絆、厳しい練習、そして楽しい思い出の数々。これらの経験が、二人にとって、大相撲の土俵へと導いたと言えると思います。
まとめ
☆埼玉栄高校相撲部の強さの秘密は、短い練習時間と、質の高い筋力トレーニングにあります。この方法は、他のスポーツにも応用できる可能性を秘めています。
☆強豪校として名高い埼玉栄高校の相撲部の寮、埼玉栄大志寮といいます
☆出身幕内力士は、琴櫻・大栄翔・王鵬・翔猿・琴勝峰・豪ノ山・北勝富士・武将山です。
☆山田道紀監督は、相撲を通して生徒たちの成長を願い、30年以上指導を続けてきました。監督の熱い想いや、生徒への愛情は、多くの人の心を打つでしょう。監督の言葉や行動は、私たちに、スポーツの素晴らしさ、そして教育の大切さを教えてくれます。
いかがだったでしょうか。山田監督は、将来少子化により、力士を目指す人が減るのではと懸念されてます。力士になりたいと思う方が増えるよう、私も少しでも相撲の魅力をお伝えできたらよいなと思います。がんばってブログを書き続けなくては!読んでいただきありがとうございました。