大相撲の禁じ手とは?種類は?禁止されてる理由は?歴史は?初っ切りは?

こんにちは。りんご桜です。

相撲観戦の醍醐味の一つに、力士たちの激しいぶつかり合いがありますよね。
しかし、その奥には、安全かつフェアな勝負を保障するための厳格なルールが存在します。

今回は、相撲における「禁じ手」に焦点を当て、その種類や歴史、なぜ禁じられているのか、初っ切りとは?をわかりやすく解説していきます。

大相撲の禁じ手とは?

禁じ手とは、相撲において禁止されている行為のことです。

力士がこれらの行為を行った場合、反則負けとなるため、試合の流れを大きく変える可能性があります。競技中に、行司や審判委員が注意し、一時中止にして直す場合もあります。

 

大相撲の禁じ手の種類・8つの禁じ手!

* 握り拳で殴る: 相撲はあくまで力と技の勝負。拳で殴るような行為は、危険かつ品位に欠けるとされています。

* 頭髪(まげ)をつかむ: まげは力士にとって象徴的なもの。これを掴む行為は、力士の尊厳を傷つけるだけでなく、怪我の原因にもなりかねません。

* 目やみぞおちなどの急所を突く: これらの行為は、相手を痛みつけ、試合を中断させる可能性が高いため禁止されています。

* 両耳を同時に両手のひらで張る: 相手のバランスを崩し、怪我に繋がる可能性があるため禁止。

* 前立みつ(前ぶくろ)をつかむ: 生殖器への攻撃は、当然ながら禁止。

* のどをつかむ: 窒息の危険性があるため禁止。

* 胸、腹を蹴る: こちらは直感的に理解できると思いますが、相手を痛めつける行為として禁止されています。

* 一指、二指を折り返す: 指を折り返す行為は、相手を怪我させる可能性が高いだけでなく、非常に危険なため禁止。

 

大相撲の禁じ手・なぜ禁止されているのか?

禁じ手が禁止されている理由は?
・ 選手の安全確保: 相撲は激しい運動。禁じ手を禁止することで、選手たちが安全に試合を行うことができるようにします。

・ フェアな勝負: 禁じ手を使うことで勝とうとする行為は、フェアな勝負の精神に反します。

・ 伝統と品位: 相撲は日本の伝統文化。品位あるスポーツとして、禁じ手を禁止することでその伝統を守っています。

大相撲の禁じ手は、相撲の伝統と品位を守る上で重要な要素です。
禁じ手に関しては、相撲界の永年の課題であり、今後も様々な角度から検討されていくと思います。

 

大相撲の禁じ手の歴史

禁じ手の種類やその解釈は、時代とともに変化してきました。

例えば、近年では、まげを掴む行為に対する規制が強化されています。
2014年10月2日の理事会で、禁じ手反則にある「頭髪を故意につかむこと」という従来の規定から「故意に」という言葉を削除することが承認されました。

また、「はたき込み」と呼ばれる技が話題となりました。
これは、相手を土俵の外に押し出す際に、腕を使って相手を叩きつけるような形で押し出す技です。
力士によっては、この技が禁じ手に当たるのかどうか、議論が巻き起こることもあります。
禁じ手の判定は、力士の体格や技の仕方など、様々な要素によって複雑になります。そのため、審判の判断がとてもむずかしいのです。

大相撲の禁じ手・初っ切りとは?

●初っ切りとは?
力士が観客を楽しませる決まり手や禁じ手を面白おかしく再現して、観客を楽しませる相撲のエンターテイメントショーみたいなものです。

●初っ切りが見られるのはどんな時?
* 花相撲:毎年5月に行われる大相撲の恒例行事です。
* 地方巡業:全国各地を巡業する際に披露されることもあります。
* 力士の引退相撲:力士が引退する際に、その力士を称えるために開催されることもあります。

意外な力士の姿が見ることができ、相撲のルールを楽しく学べます。
初っ切りは、力士と観客が一体となって楽しめるのがなにより魅力なんです!

 

まとめ

・大相撲の禁じ手は、単なるルールではなく、相撲というスポーツの歴史や奥深さを物語っています。

・選手の安全、フェアな勝負、そして伝統と品位を守るために、禁じ手は今後も重要な役割を果たしていくと思います。

・「初っ切り」は力士が観客を楽しませる決まり手や禁じ手を面白おかしく再現したもの。 花相撲、 地方巡業、力士の引退相撲などで見ることができます。

いかがだったでしょうか?
相撲観戦の際には、力士たちの激しい動きだけでなく、その背景にあるルールにも注目して見てみると、きっと、相撲をより深く楽しむことができるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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