大相撲・金星の金額はいくら?(どこから?)意味は?最多歴代ランキング。

こんにちは。りんご桜です。

大相撲では、勝ったら白星(しろぼし)、負けたら黒星(くろぼし)といいますよね。

金星(きんぼし)という言葉は聞いたことはありますか?

結びの一番で横綱が負けて、客席から座布団が舞ったり、場内が盛り上がっているときがありますよね?

それは、まさに平幕力士が金星(きんぼし)を取った時。

今回は、金星についてご紹介します。金額について、意味は?歴代最多ランキングをお届けします。

大相撲・金星の金額いくら?どこから?

金星は特別に加算される報奨金です。

金星を獲得するとと10円の加算にとなります。たったの10円?と思ってしまいますが、この金額を4,000倍した金額が本場所ごとに年6回支給されることになります。

10円 × 4,000倍 × 6(年6場所)= 24万円となります。

この制度は日本相撲協会で正式に認められており、日本相撲協会からこの報奨金も支払われます。

なんと金星をひとつ取ると年収が24万円アップします。
結構な金額ですよね?

驚くのはこれから!幕下に降格しない限り、引退するまで給与に加算されます。

平幕力士が横綱に勝つことはとても名誉なことで大きな事柄ですが、さらに金星ひとつで年間24万円が引退するまで支給されるのは、力士にとって大きいことだと思います。

 

大相撲・金星の意味・金星とは?

大相撲では、平幕(前頭)力士が横綱に勝利することを「金星」と言います。

本当に予想だにしていない番狂わせだと「大金星」と表すこともあります。

平幕力士であることが条件であり、横綱や大関、関脇・小結の三役力士が横綱に勝利しても「金星」をあげたことにはなりません。また、不戦勝や休場であげた勝ち星も金星には含まれません。

金星をあげた力士は同場所で勝ち越せば、三賞(主に殊勲賞)の有力候補になるでしょう。

金星になると、場内はかなり盛り上がりますね。
私自身も、テレビで見てても、平幕が横綱を倒す姿を見ると、「おぉ」とついつい声を出て、盛り上がってしまいます。

 

大相撲・金星の最多歴代ランキング

長い大相撲の歴史で、最多の金星をあげた力士が元関脇の安芸乃島(あきのしま)現在の高田川親方(たかだがわおやかた)です。

その数、なんと16個です。 千代の富士や曙といった当時の横綱たちから金星をあげました。

<金星の最多歴代ランキング>

1位 安芸乃島       16個
2位 高見山          12個
栃乃洋
4位 土佐ノ海       11個
5位 北の洋、出羽錦、鶴ヶ嶺、安念山、巨砲     10個

引用:Wikipedia

安芸乃島は、金星の報奨金だけで384万円あったなんて、凄すぎます。

現役力士金星ランキング
1位  玉鷲    7個
北勝富士
遠藤
4位  高安    5個
5位  大栄翔    4個
6位  宝富士   3個
隆の勝

引用:d menuスポーツ 2024年8月現在

現役力士のランキングを見ますと、、長年幕内力士として、活躍している3人ですね。
横綱が簡単に負けてしまいますと、金星をあげる力士が増え、相撲協会の財政も大変そうですね・・・。

 

まとめ

・金星を獲得するとと10円の加算にとなります。この金額を4,000倍した金額が本場所ごとに年6回支給されることになります。つまり、年間24万円支給されます。

・日本相撲協会からこの報奨金も支払われます。
幕下に降格しない限り、引退するまで給与に加算されます。

・大相撲では、平幕(前頭)力士が横綱に勝利することを「金星」と言います。

・最多の金星をあげた力士が元関脇の安芸乃島・現在の高田川親方です。

いかがだったでしょうか?
金星のことがわかると大相撲の知識が増え、さらに楽しくなりますね。
ところで「銀星」というのは知ってますか?
平幕力士が大関に勝つことを言いますが、この銀星には報奨金はないようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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