こんにちは。りんご桜です。
2024年9月場所に新十両として土俵に上がる大青山(だいせいざん)。
2016年に来日してから、ようやく十両までたどりつきました。
同じ24歳の大の里(おおのさと)に対抗意識を燃やしているようですが、いったいどんな力士なのでしょうか?
今回は大青山の四股名の由来・読み方、高校、出身地のこと、霧島との関係、力士情報についてお届けします。
大青山の四股名の由来・読み方は?
大青山 大介は「だいせんざん だいすけ」と。読みます。
四股名の由来は、出身地である中国の生まれ育った町の裏に陰山山脈という山脈があり,そこにある一番高い山の「大青山」から付けたそうです。標高2338mあります。
また、留学した飛龍高校(ひりゅうこうこう)の相撲部の顧問の栗原大介監督の「大介」を頂いて「大青山 大介」になったそうです。
生まれ育った町の毎日見ていた一番高い山の名前。そして恩師の名前。ふるさとのこと、そして日本での日々を切り抜いたような四股名で素敵ですね。常に上を目指し、がんばってもらいたいですね。
大青山の高校は?(学校は?)
大青山は中学生の頃はバスケットボールをしていましたが、中学2年生の時に初来日し、相撲の白鵬杯に中国代表として出場したことで相撲への転向を決意しました。
同郷出身で、大青山の父とはレスリングの先輩後輩という関係でもある荒汐親方(元・蒼国来)の紹介で、静岡県沼津市にある飛龍高等学校に相撲留学しました3年生に全国高校総体団体戦3位、全国高校選抜宇佐大会個人戦8強になりました。
飛龍高校は相撲の強豪校として有名で、翠富士や熱海富士を輩出してます。
大青山にとってはこの飛龍高校には入学したことが、大きな転機になったと思います。中国から来日し言葉も伝わらず、生活もガラッと変わってしまい、苦労したと思いますが、この高校生活があったからこそ今があるような気がします。
大青山は中国出身?
大青山は中国・内モンゴル出身です。
師匠の荒汐親方(元幕内・蒼国来)と中国・内モンゴル自治区出身で、同郷です。相撲界では荒汐親方以来二人目の中国出身の力士です。
荒汐親方は、来日前に地元でレスリングをしており、6年上の先輩が大青山の父でした。大青山のことは生まれた時から知っているそうです。同じ出身地のまな弟子に「すぐに私の番付と超えてほしい。十両は通過点と思って、一番上を目指してもらいたい」と声をかけているそうです。
大青山にとって、師匠の荒汐親方は、師匠でもありますが、日本での父のような存在ですね。
大青山の力士情報
初めて日本に来たのは中学2年生。相撲の大会に出場する機会をもらって,その時に初めてまわしをつけて稽古したようなんですが、周りで一緒に稽古していた子達が血だらけになりながら、稽古をしてる姿に感動して,自分も将来力士になりたいと思うようになったそうです。
2018年3月に高校を卒業して、研修生として荒汐部屋で他の力士と生活をしまいました。稽古をしながらも、日本語学校やスポーツ専門学校に通って、相撲以外のこともたくさん学ぶ機会があったようです。2021年11月場所前に正式に入門し、2022年1月場所で初土俵を踏みました。
<大青山のプロフィール>
四股名 大青山 大介(だいせんざん だいすけ)
本名 アスハダ 阿斯哈达
生年月日 2000年5月22日(24歳)
出身地 中国・モンゴル自治区
身長 191.7cm
体重 156.8kg
所属部屋 荒汐部屋
<大相撲九月場所>
新十両 大青山より、皆さまへ意気込みとメッセージ。#sumo #相撲 #九月場所 #秋場所 pic.twitter.com/mPJvqN4Asw— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) August 31, 2024
まとめ
・大青山 大介は「だいせんざん だいすけ」と。読みます。
出身地である中国の生まれ育った町の裏に陰山山脈という山脈があり,そこにある一番高い山の「大青山」から付けたそうです。留学した飛龍高校の相撲部の顧問の栗原大介監督の「大介」を頂いて「大青山 大介」になったそうです。
・荒汐親方の紹介で2016年、静岡県沼津市にある飛龍高等学校に相撲留学しはじめました。
・大青山は中国・内モンゴル出身です。
師匠の荒汐親方と中国・内モンゴル自治区出身で、同郷です。相撲界では荒汐親方以来二人目の中国出身の力士です。
いかがだったでしょうか。
大青山が目指す力士は、部屋の幕内・若元春と若隆景だそうです。
研修生活3年、初土俵から2年半。兄弟子たちの、悔しそうにしているところ、強いところなど、間近で見てきて、あこがれを抱いたのではないでしょうか。
早く同じ土俵に立てるようにがんばってほしいですね。。