相撲部屋の収入・運営費は?ちゃんこ鍋は?稽古見学は?・注意事項は?

こんにちは。りんご桜です。
力士が所属する相撲部屋。力士にとって相撲部屋はかなり重要であるなと思っています。
現在(2024年6月末)では、相撲部屋は44部屋。
最近では、何十年ぶりに復活した相撲部屋があったり、閉鎖してしまう相撲部屋があったり、力士の転籍があったり、相撲部屋のニュースが耐えませんね。
今回は、相撲部屋の収入・運営費、ちゃんこ鍋、稽古見学について、いろんな方面から徹底解説します。

相撲部屋の収入・運営費は?どこから?

相撲部屋の収入と運営費ですが、部屋持ち親方に対して、場所ごとに所属力士人数分の部屋維持費(1人につき11万5千円)と稽古場維持費(1人につき4万5千円)といった収入が支給されます。

また、給与が出ない幕下以下の力士1人に対して、毎月力士養成費(7万円)が支給、さらに関取を養成した場合には年間単位で「養成奨励金」が支給されます。

特に、養成支給金は十両で114万円、平幕が126万円、三役が156万円、大関が216万円、そして横綱が年間で276万円とかなり高額です。

上記の支給金はすべて日本相撲協会から支払われます

また、親方が集まった「一門」と呼ばれる組織にも日本相撲協会から「助成金」が支給されます。

ずいぶん、いろんな支給金がありますね。こうしたまとまった収入源があるため、、多くの力士が引退後も親方になりたいのもよくわかります。
親方の年収1000万円になるといわれてます。相撲部屋を運営する上での魅力でもあります。「強い力士を育てる」という大切な役割もしっかりはたしてほしいですね。

 

相撲部屋のちゃんこ鍋は?部屋によって味が違うの?

相撲部屋といったらちゃんこ鍋。ちゃんこ鍋は、野菜やきのこ、とうふ、肉や魚がバランスよく入り、栄養たっぷりの鍋です。それぞれの部屋のちゃんこ番が腕をふるって作っているようです。
ちなみに、ちゃんこ鍋には、牛肉や豚肉は使いません。
四つん這い=手をついて負けという連想から牛や豚などの四足動物の肉は避けられたそうです。部屋ごとにこだわりの味があるようです一部でありますが、紹介していきたいと思います。

・友綱部屋…「キムチちゃんこ鍋」ごった煮にはしないのがこだわりがあります。

・伊勢ノ海部屋…「鶏ガラちゃんこ鍋」最初は甘く、徐々に鶏の旨みが染み渡り、250年の歴史がある味です。

・時津風部屋…「鶏肉の塩炊きちゃんこ鍋」鶏団子と鶏肉がおいしいちゃんこ鍋です。

・陸奥部屋…「信州みそちゃんこ鍋」…牛脂のだしの贅沢スープがポイントです。

・玉ノ井部屋…「塩ちゃんこ鍋」…さっぱりとした口当たり。塩とニンニクの味と白菜がこだわりです。

想像するだけで、おいしそうなちゃんこ鍋。
本場所では、各会場でちゃんこ鍋の売店がでて、本格的な味が味わえるようです。大相撲を見に行った際には、絶対に食べたいですね。

 

相撲部屋の稽古の見学は?

大相撲の本場所観戦も迫力があり、見にいきたいけれど、なかなかチケットが取れません。
間近で力士の感じたいなら、相撲部屋の稽古見学はいかがでしょうか?

それぞれの相撲部屋のホームページに、稽古見学について書かれていることが多いです。
どちらかというと予約ではなく、この時間に来ていただければ見学ができるかもしれないというような確実に見れる保証がないアナウンスがされてます。
無料ですし、時間があったときに見れたらラッキーという気持ちで相撲部屋に行くと良いかもしれませんね。
確実に見学をしたいのであれば、海外観光客向けの旅行会社の相撲部屋ツアーに参加するとよいかもしれませんが、かなり高額です。
または、相撲部屋の後援会に入れば、部屋によっては見学ができるかもしれません。

 

相撲部屋の稽古見学の注意事項

最近では、稽古見学時に見学者によるマナー違反などのトラブルが増えているようです。
外国人の観光客もそうですが、日本人も相撲部屋の独特なルールがわからないことが理由の一つです。
トラブルにより一般の方の稽古見学が禁止になる相撲部屋が増えてきています。稽古中の力士の集中をじゃましないためにも、気をつけたい注意事項です。

※あくまで私が提案する注意事項なので、その部屋ごとの見学の決まり事を守ってくださいね。

・私語
・稽古の集中を妨げるような写真撮影(シャッター音、フラッシュ撮影など気をつける必要があります)
・飲食、喫煙
・携帯電話(スマホ)の着信(電源オフかマナーモードに。通話はしないほうが良いと思います)
・その他、力士の集中を削ぐ行為

力士の体調管理に影響しますので、体調がすぐれない方は見学をご遠慮したほうがいいと思います。

 

まとめ

・相撲部屋の収入と運営費
場所ごとに所属力士人数分の部屋維持費(1人につき11万5千円)と稽古場維持費(1人につき4万5千円)

また、給与が出ない幕下以下の力士1人に対して、毎月力士養成費(7万円)が支給、さらに関取を養成した場合には年間単位で「養成奨励金」が支給。

特に、養成支給金(年に十両で114万円~横綱276万円)は、かなり高額です。

上記の支給金はすべて日本相撲協会から支払われます。

・相撲部屋のちゃんこ鍋
野菜やきのこ、とうふ、肉や魚がバランスがよく栄養満点。部屋ごとにこだわりの味があるようです。
四つん這い=手をついて負けという連想から牛や豚などの四足動物の肉は避けられたそうです。

・相撲部屋の稽古見学・注意事項
それぞれの相撲部屋のホームページに、稽古見学について書かれていることが多いです。ただ、見学できない日もあります。
また、旅行会社の外国観光客向けのツアーに参加したり、後援会に入ると、稽古見学できる場合があります。
力士の集中を削ぐ行為(私語・写真)は絶対やってはいけません。

いかがだったでしょうか?

相撲部屋のあれこれがお分かりになったでしょうか。部屋持ちの親方になるのは、確かに高収入ですが、力士の衣食住を相撲部屋でまかなうわけですからとても大変なことだと思います。いくら高額な支給金があったとしても、何人もの力士の共同生活になりますのでトラブルがあったり、運営していくのはむずかしいと思います。親方も力士もトラブルなく過ごせるすてきな相撲部屋がたくさんできると良いですね。

 

 

 

 

 

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