こんにちは。りんご桜です。
最近、部屋付き親方も注目され、テレビ番組に出演することも増えました。
今回は、「荒磯親方(あらいそおやかた)」について深掘りしたいと思います。この名跡を襲名された歴代の親方には、本当に個性豊かな顔ぶれが並んでいます。荒磯親方・歴代は?現在は?プロフィール(力士情報)をご紹介します。
荒磯親方・歴代は?
特に、近年「荒磯親方」として活躍された方々をピックアップして、その系譜をたどってみたいと思います。
第16代:荒磯親方(元横綱 稀勢の里 寛)
何と言っても記憶に新しいのが、第72代横綱・稀勢の里関が引退直後に襲名された時期でしょう。
最高位: 横綱
襲名期間: 2019年1月~2021年12月
茨城県出身として19年ぶりに誕生した日本出身横綱として、国民的な人気を博しました。引退後すぐは「荒磯親方」として田子ノ浦部屋の部屋付き親方として後進の指導にあたりました。
そして、2021年12月には、伝統ある「二所ノ関」の名跡を襲名。現在は二所ノ関部屋の師匠として、横綱・大の里を育て、一門の「総帥」としての期待も集まる、相撲界のリーダーの一人として活躍されています!
<親方ちゃんねる>
元横綱 稀勢の里の荒磯親方が出演中!視聴者様の質問にもお答えしています。七日目幕内後半戦も #親方ちゃんねる 生配信とともにお楽しみください!→https://t.co/st3OXejWhG#相撲 #11月場所 #東京 pic.twitter.com/T2KEZuieMM— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) November 14, 2020
第17代:荒磯親方(元大関 若嶋津 六夫)
稀勢の里親方が「二所ノ関」を襲名された後、一時的に「荒磯」を名乗られたのが、二所ノ関部屋の前師匠です。
最高位: 大関
襲名期間: 2021年12月~2023年7月(※途中、再雇用期間を含む)
元大関・若嶋津関として知られ、歌手の高田みづえさんと結婚したことで話題になりました。引退後は「松ヶ根」から「二所ノ関」と名跡を変え、長く部屋を率いてこられました。定年後の再雇用期間中に「荒磯親方」として協会に残られ、相撲界への多大なる貢献を果たされました。大関時代は「南海の黒豹」の異名を持ち、大変な人気を誇りましたね!
おはようございます。
今日から新生、ニ所ノ関部屋で稽古が始まります。
初場所に向けて一生懸命頑張ります。
写真は先代と撮らせていただいたものです。#二所ノ関部屋 #稀勢の里 #sumo #初場所 #大相撲 pic.twitter.com/Chgjn0ySwz— 【公式】二所ノ関部屋 (@nishonosekibeya) December 25, 2021
16代荒磯親方(現・二所ノ関親方)と…。
現在:第18代 荒磯親方(元関脇 琴勇輝 一巖)
そして、現在の荒磯親方はこの方!人気者だった元関脇・琴勇輝関です。平成生まれの初めての親方として注目されました。
最高位: 関脇
襲名期間: 2023年7月~
豪快な突き押しと、土俵での気迫あふれる表情でファンを魅了した元琴勇輝。引退後、一時的に名跡を借りていましたが、ご自身の荒磯を取得され、佐渡ヶ嶽部屋で後進の指導にあたられています。
このように、「荒磯」の名跡は、短期間で世代交代がありながらも、横綱・大関・関脇と、相撲界のトップで活躍した力士たちに受け継がれています。
〔夏場所十一日目〕<十両実況席>
解説の 荒磯親方(琴勇輝)、実況の 吉田賢アナ #sumo pic.twitter.com/gX3psccagK— くるくるおばけ@ブログ「大相撲取組内容」 (@kuru2obake) May 21, 2025
今後、第18代荒磯親方(元琴勇輝)が佐渡ヶ嶽部屋でどのような力士を育て、相撲界で活躍されるのか、とても楽しみですね!荒磯親方の新しい船出を皆で応援していきましょう!
荒磯親方・歴代は?現在は琴勇輝
現在の荒磯親方は元関脇・琴勇輝です。
現役時代には、土俵で見せた激しい突き押し相撲で人気でした。
元 琴勇輝の荒磯親方
久しぶりにマワシ姿を😱 pic.twitter.com/VBPI92ZOvF
— 福来魚🐟(ふくらぎ) (@agemasuyoo) August 14, 2025
荒磯親方(元琴勇輝)は、香川県丸亀市に生まれ、相撲の道へ進まれました。
特筆すべきは、その異色の経歴です。近隣に相撲部がなかったため、なんと中学校からは小豆島に転居し、内海中学校へ。中学時代は学業優秀で生徒会長まで務められたという、まさに文武両道の人格者!その真面目さから、生徒たちからも一目置かれていたそうです。
その後、香川県立小豆島高校に進学し、高校相撲で数々の快挙を達成。特に四国四県対抗相撲選手権大会での優勝や、国体ベスト8などの活躍が認められ、高校を中退し、大相撲の世界に飛び込みました。
佐渡ヶ嶽部屋への入門を決意され、琴榎本勇起の四股名で初土俵を踏まれました。丸亀市出身でありながら、故郷として中学・高校時代を過ごした小豆島町を選んだところに、親方の深い郷土愛が感じられますね。
【琴勇輝の主な功績】
最高位: 関脇
通算成績: 480勝430敗70休
得意技: 突き・押し(豪快な相撲でファンを魅了!)
殊勲賞1回、金星1個
2021年に惜しまれつつ現役を引退。
相撲愛は変わらず!親方としての指導と解説の顔
現役引退後、荒磯親方はすぐに年寄「荒磯」を襲名し、所属していた佐渡ヶ嶽部屋の部屋付き親方として、後進の指導に尽力されています。あの激しい突き押し相撲の技術を、若手力士に伝授されている姿が目に浮かびますね!
さらに、土俵を離れても相撲愛は健在です!
相撲中継の解説
親方ならではの深い視点と、わかりやすい解説は、相撲ファンからも大好評!現役時代の熱い語り口そのままに、中継を盛り上げてくれています。
引退後の趣味は「バイク」!
土俵では強面(こわもて)の印象が強かった親方ですが、引退後は意外な趣味に目覚められたそうです。それがなんと、バイクツーリング!
引退後に興味を持たれ、今では仲間とグループを組んで日本各地をツーリングされているとか。しかも、驚くべきことに、バイクの免許は、現役時代から何度も訪れていたという福井県小浜市で取得されたそうです!若狭の海沿いを親方が豪快に走る姿、想像するだけでカッコイイですね!
バラエティでも活躍!明るい人柄と「肉食」キャラ
そして、親方の才能は相撲とバイクだけにとどまりません!
テレビのバラエティ番組、特に『有吉ゼミ』などの番組にも出演され、その明るい人柄とお茶目な一面を見せています。特に肉好き**としても知られ、大食いやグルメ企画などで親方らしい豪快な食べっぷりを見せてくれるのが痛快です!
荒磯親方は、相撲界で輝かしい実績を残しながら、引退後は指導者、解説者として相撲を支え、さらに趣味やバラエティ番組を通して、相撲ファン以外にもその魅力を発信し続けています。
今後の荒磯親方の活躍から、ますます目が離せませんね!
荒磯親方のプロフィール
<荒磯親方(元琴勇輝)の現役時代のプロフィール>
四股名 琴勇輝 一巖
本名 榎本 勇起
愛称 ユウキ
生年月日 1991年4月2日(34歳)
出身地 香川県小豆郡小豆島町(出生地は丸亀市)
身長 175cm
体重 180kg
所属部屋 佐渡ヶ嶽部屋
得意技 突き・押し
引退 2021年4月
引用:Wikipedia
まとめ
・第16代 荒磯親方(元横綱 稀勢の里): 2019年1月~2021年12月。後に「二所ノ関」を襲名し、二所ノ関部屋師匠として活躍。
・第17代 荒磯親方(元大関 若嶋津): 2021年12月~2023年7月。先代二所ノ関親方で、再雇用期間中に一時襲名。
・第18代 荒磯親方(元関脇 琴勇輝): 2023年7月~。現在、佐渡ヶ嶽部屋で後進を指導中。
現・第18代 荒磯親方(元関脇 琴勇輝 一巖)の紹介:
最高位・功績: 関脇。突き押し相撲でファンを魅了。殊勲賞1回、金星1個。
異色の経歴: 中学時代は小豆島に転居し、学業優秀で生徒会長を務める文武両道の人格者。
<引退後の活動>
佐渡ヶ嶽部屋の部屋付き親方として指導にあたる。
相撲中継の解説者としても活躍。
趣味はバイクツーリング(免許は福井県小浜市で取得)。
バラエティ番組(『有吉ゼミ』など)にも出演し、「肉食」キャラなどで人気。
荒磯親方は指導・解説・メディアを通じて、相撲界の魅力を幅広く発信し続けている。
いかがだったでしょうか?
記憶に新しい元稀勢の里親方(現・二所ノ関親方)の指導者としての活躍、元若嶋津親方の相撲界への多大なる貢献、そして現在「第18代 荒磯親方」として佐渡ヶ嶽部屋の未来を担う元琴勇輝。
特に、元関脇・琴勇輝である現在の荒磯親方は、豪快な突き押し相撲でファンを魅了した土俵での姿から一転、指導者、解説者として相撲の魅力を発信し、さらには「バイク」「肉食」といった親しみやすい一面も披露されています。スキンヘッドの見た目でこれからもバラエティー番組でも人気ものになりそうですね。
また、実は「文武両道の人格者」として知られる親方が、今後、佐渡ヶ嶽部屋でどのような個性を持つ力士を育て上げ、相撲界に新たな風を吹き込んでくれるのか、本当に楽しみですね!


