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大相撲・呼出し給料どこから?いくら?階級はあるの?仕事は?

こんにちは。りんご桜です。
大相撲を見ていると、力士の取り組みも気になるのですが、取り組みが始まる前の行司や呼出しも気になりませんか?
何気なく見逃してしまいそうな呼出しは、なかなか知る機会がないですよね?
今回は、その呼出しの給料、階級、仕事について解説していきます。

大相撲・呼出しの給料どこから?いくら?

相撲の呼出しの給料は、日本大相撲協会から支給されます。

つまり、私たちが観戦する大相撲を運営している団体から、お給料が出ているんですね。
呼出しの給料って、一体いくらなの?
呼出しの給料は、本俸と手当から構成されています。

本俸は、階級によって決まっていて、手当は、個人の能力や成績、勤務状況などを考慮して理事長が決めることになっています。

三役呼出し以上は月額36万円から40万円まで。
幕内呼出しは月額20万円から36万円未満。
十両呼出しは月額10万円から20万円未満。
幕下呼出しは月額4万2千円から10万円未満。
三段目呼出しは月額2万9千円から7万円未満。
序二段呼出しは月額2万円から2万9千円未満。
序の口呼出し以下は月額1万4千円か

引用:wikipedia

初任給
序の口呼出し:月額14万円(本俸1万4千円+手当12万6千円)

気になる年収は?いくら?
残念ながら、手当の額が公表されていないため、正確な年収を計算することはできません。
しかし、最高位の階級である三役呼出し以上の場合、月額36万円から40万円とされているので、手当が20万円と仮定すると、年収は約720万円となります。

なぜ、手当の額が公表されないの?
手当の額が公表されない理由は、個人の能力や成績、勤務状況によって大きく異なるためです。一律に金額を公表してしまうと、不公平感を与えてしまう可能性があるため、あえて公表を控えていると考えられます。

相撲の呼出しの給料は、階級によって最低保証額が決められていますが、手当の額が不明なため、正確な年収を特定することは難しいです。しかし、最高位の階級では年収が700万円を超える可能性もあることがわかりました。みなさんはこの金額を見て多く感じますか?少なく感じますが?

大相撲・呼出しの階級はあるの?

力士や行司と同じように、呼出しにも階級があります。現在、呼出しには以下の9つの階級が存在します。

立呼出し(定員1名)
副立呼出し(2名以内)
三役呼出し(4名以内)
幕内呼出し(8名以内)
十両呼出し(8名以内)
幕下呼出し(定員なし)
三段目呼出し(定員なし)
序二段呼出し(定員なし)
序ノ口呼出し(定員なし)

そして昇格の規定は以下のようになっています。
三役呼出し以上:勤続40年以上の成績優秀者、または勤続30年以上40 年未満で特に優秀な者
幕内呼出し:勤続30年以上の成績優秀者、または勤続15年以上30年未 満で特に優秀な者
十両呼出し:勤続15年以上の成績優秀者、または勤続10年以上15年未 満で特に優秀な者

階級昇格は簡単じゃない!狭き門をくぐるための条件とは?
階級が上がるにつれて、責任も重くなり、土俵上での立ち居振る舞いが厳しく求められます。
昇格するためには、以下の厳しい条件をクリアしなければなりません。呼出しの階級昇格では、能力や成績も当然考慮されますが、年功序列ががあるので、定員の件も含めて、呼出しは、とてもきびしい世界だと思います。相撲愛がないと、つとまらないですね。

ご覧の通り、単純に年数だけを積み重ねればいいというわけではなく、成績や能力も大きく評価されます。また、各階級の定員が限られているため、競争率も非常に高いです。

相撲の呼出しの階級は、力士の階級と同様に厳格なルールで管理されています。長い年月をかけて、一つ一つ階級を昇り詰めていくことは、並大抵のことではありません。相撲への深い愛情と情熱がないと、この世界で生き抜くことは難しいですね。。
しかし、厳しい世界だからこそ、達成感もひとしおです。相撲を裏方から支え、その魅力を世の中に伝えるという、やりがいのある仕事と言えますね。

 

大相撲・呼出しの仕事は?呼び出しの他に仕事はあるの?

呼出しの仕事は、文字通り「力士を呼び出す」ことに由来しています。

「東~(力士名)~、西~(力士名)」と、よく通る声で力士たちを呼んでいる声を、大相撲中継でもおなじみの姿。

ちなみに東と西、どっちを読むのかは実はその日によって違うそうです。初日から数えて奇数の日ならば東から、偶数の日であるなら西から読み上げるという決まりがあるのだそうです。
呼出しは、力士を呼ぶだけの仕事だけではなく、他にも大相撲を支える大切な仕事があります。

〈呼出しの主な仕事〉
・土俵整備(土俵作り、ほうきで掃く、水打ち、仕切り線を書く)
・拍子柝打ち(土俵入り、土俵の進行などの合図など)
・太鼓叩き(触れ太鼓、寄せ太鼓、はね太鼓など)
・懸賞金(懸賞旗を持って土俵を一周)
・力士・審判委員会・行司の世話(座布団の交換・時間制限の伝達・タオル渡し)
・役員室、相撲部屋の雑務
・力士の呼び出し

土俵を作っているのが、呼出しとはびっくりですよね。太鼓を叩いたり、懸賞旗を持ったり、仕事中は休む暇がなさそうですね。

 

まとめ

・呼出しの給料は日本大相撲協会から支払われます。

・呼出しの給料は、本俸と手当からなります。
まず、本俸は階級ごとに決まっています。
呼出しの初任給は、月1万4千円(本俸)+月12万6千円(手当)=月14万円

・呼出しには以下の9つの階級
立呼出し、副立呼出し、三役呼出し、幕内呼出し、十両呼出し、幕下呼出し、三段目呼出し、序二段呼出し、序ノ口呼出し

・呼出しの主な仕事
土俵整備、拍子柝打ち、太鼓叩き、懸賞金(懸賞旗)、力士・審判委員会・行司の世話(座布団の交換・時間制限の伝達・タオル渡し)、役員室、相撲部屋の雑務、力士の呼び出しなど。

いいかがでしょうか。
呼出しは「大相撲の縁の下の力持ち」と表すのことがピッタリだと思います。
大相撲は力士が主役になってしまいますが、裏方の人の仕事を知ると、応援もしたくなりますし、またちがった大相撲の楽しみ方ができますね。

 

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