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相撲・遠藤は引退するの?休場理由は?怪我が心配!

力士

こんにちは。りんご桜です。

​2025年9月場所で、34歳の遠藤が再び膝の手術をするという報道に、胸を締め付けられた方も多いのではないでしょうか。しかも今回は、7月に手術したばかりの右膝ではなく、左膝だというから衝撃です。今回は遠藤は引退するの?休場理由は?怪我についてお伝えします。

相撲・遠藤は引退するの?

遠藤はまだ引退を発表していません。

7月場所、夏巡業、9月場所を全休場していて、ファンとしては心配な状況ですね。

遠藤の師匠である追手風親方によると、2年ほど前から右膝の状態はかなり悪く、日常生活を送るだけでもつらい状態だったそうです。

​相撲を取るためには、さらに左膝の手術も必要とのこと。

2012年1月場所の新十両から今まで関取として、​活躍されていたので、ショックは大きいです。11月場所以降の復帰も未定とのことで、今後、遠藤がどのような決断をするのか、目が離せません。

相撲・遠藤の休場理由は?怪我が心配!

2025年9月場所の休場の理由は、怪我と治療のための手術です。

​診断書に書かれた病名を見ると、「左膝前十字靱帯損傷、内側側副靱帯損傷、変形性膝関節症、内側・外側半月板損傷」とあります。正直、専門用語ばかりで「いったいどんな怪我なんだ?」と思いますよね。そこで今回は、これらの怪我がどういうものなのか、少し詳しく解説したいと思います。

​複雑に絡み合う膝の怪我

​まず、「靭帯(じんたい)」から見ていきましょう。靭帯は骨と骨をつなぐ強くて柔軟なバンドで、関節が安定して動くように支える役割をしています。膝にはたくさんの靭帯がありますが、今回遠藤関が損傷した「前十字靭帯(ぜんじゅうじじんたい)」と「内側側副靭帯(ないそくそくふくじんたい)」は、膝の安定性にとって特に重要なものです。

​前十字靭帯:膝が前後にグラグラしないようにする「ブレーキ」のような役割。これが切れると、膝が不安定になり、踏ん張りがきかなくなってしまいます。スポーツ選手にとって致命的な怪我の一つです。

​内側側副靭帯:膝の内側にある靭帯で、膝が内側にカクッと曲がらないように支えています。

​この2つの靭帯を同時に損傷した遠藤の左膝は、相撲のように激しい動きをするには非常に不安定な状態だったことでしょう。

​そして、「半月板(はんげつばん)」も非常にやっかいな存在です。半月板は、膝関節にあるCの形をした軟骨で、クッションのように衝撃を吸収したり、関節の動きをスムーズにしたりする役割を担っています。しかし、これが損傷してしまうと、膝を動かすたびに痛みが走ったり、引っかかりを感じたりします。遠藤の場合は、内側と外側の両方を損傷しているとのこと。

​さらに、これらの怪我が複合的に起こることで、「変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)」という状態にもなりかねません。これは、関節の軟骨がすり減って、骨が直接こすれるようになってしまう病気です。一度進行すると、元に戻すのが難しく、慢性的な痛みの原因となります。

​再起をかけた大手術と長いリハビリ

​診断書には、「関節鏡視下前十字靱帯再建手術」と「半月板縫合術」という手術名が記されています。これは、切れてしまった前十字靭帯を、自分の体の一部などを使って再建し、損傷した半月板を縫い合わせるという、非常に大掛かりな手術です。そして、手術後には約2ヶ月間の入院と、その後の長いリハビリが待っています。

​7月に右膝の手術を終え、土俵に戻れると思っていただけに、今度は逆の左膝。どれほどの悔しさと不安を抱えているか、想像するだけで胸が痛みます。

​今場所は十両まで番付を落とし、今回の休場で来場所は幕下への転落が確実となりました。それでも、私は、遠藤のあの美しい相撲で幕内の土俵に戻ってきてくれることを信じています。

​遠藤、今は治療とリハビリに専念して、また元気な姿を見せてくれる日を楽しみに待っています!

まとめ

  • 遠藤は2025年9月場所を、左膝の複数の怪我(前十字靱帯損傷、内側側副靱帯損傷、半月板損傷など)の治療のため休場しました。
  • 2025年7月に手術した右膝に続き、今度は左膝の手術に踏み切ります。
  • 引退は表明しておらず、師匠の追手風親方によると、復帰は未定です。
  • 今回の休場により、十両から幕下への転落が確実となりました。

いかがだったでしょうか。
きっと今回の手術も、苦しいリハビリも、遠藤の再起に向けた大きな一歩だと信じています。たとえ番付が落ちても、遠藤の相撲に対する情熱は決して色あせないはずです。

今はとにかく、焦らずゆっくりと、心と体を癒してほしいです。そして、またあの美しい相撲で幕内の土俵に戻ってきてくれることを、心から願っています。

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