こんにちは。りんご桜です。
大相撲中継を見ていると、「湊川親方(元 貴景勝)の解説って、なんであんなに分かりやすいんだろう?」って思ったことはありませんか?私もその一人なんです。あの熱のこもった語り口と、現役力士へのリスペクトに溢れた解説は、相撲ファンだけでなく、多くの人の心を掴んで離しませんよね。
今回は、ニッカンスポーツの湊川親方が解説について話したインタビューをもとに、湊川親方の解説の魅力に、ぐぐっと迫ってみたいと思います!
湊川親方(元 貴景勝)の解説はわかりやすい!うまい!
湊川親方が解説で最も大切にしていること。
それは、「テレビで見ている一般の視聴者の方に、相撲の面白さを具体的に伝える」ことなんだそうです。視聴者目線で伝えてくださっているので、わかりやすいのですね。
ついつい取り組み全体を見てしまいがちな私たちに、まず「お互いの良いところ」を理解してもらい、その上で「どこに注目すればもっと深く楽しめるのか」を丁寧に解説してくれるんです。
特に印象的だったのが、「そのお相撲さんの一番の強みっていうのを、みんなに分かってほしい」という言葉。力士それぞれの持ち味を理解することで、単なる勝敗だけでなく、技術や戦略といった奥深さが見えてくる。だからこそ、「この右手の使い方と左手の使い方を注目してほしい」といった具体的なポイントを冒頭に伝えることを意識しているんだとか。かつて激闘を繰り広げた現役力士たちへの想いも人一倍強く、ニッカンスポーツのインタビューで答えた言葉が印象的でした。
「僕と戦ってきた相手が現役で頑張っているので、いいところは分かっていると思うので、改めて現役力士のすごさを伝えられれば」 引用:ニッカンスポーツ
かつて激闘を繰り広げた現役力士たちへの想いも人一倍強い印象がありますね。湊川親方の解説を聞いていると、勝った力士の良い点はもちろん、負けてしまった力士に対しても、決してマイナスな言葉を使わないことに気づきます。
親方自身、他のスポーツ観戦が好きで、強い選手の「何が強いのか」を知ることで、より競技を楽しめる経験があると言います。だからこそ、相撲を見始めたばかりのライト層に向けても、力士の強みを伝えることで、相撲の面白さを何倍にも引き上げたいと考えているんですね。
〔九州場所七日目〕幕内解説は、先場所引退したばかりの湊川親方(貴景勝)。
体重は、筋肉が落ちたのと、無理に食べなくなって少し落ちたとのこと。
(表情が穏やかなのは)現役では作っている顔もあった。勝負師としては終わったので、楽しくやっていきたい。 #sumo pic.twitter.com/tjuxcSnGke— くるくるおばけ@ブログ「大相撲取組内容」 (@kuru2obake) November 16, 2024
時折顔を出す親しみやすい関西弁も、湊川親方の解説が多くの人に愛される理由の一つだと思います。これについては「全く意識してなくて…」とのことですが、その自然体が、親方の温かい人柄をより一層引き立てているように感じます。
湊川親方(元 貴景勝)の解説は、いつやるの?予定は?
現在のところ、湊川親方の解説を聞くことができるのは主に以下の2つの媒体です。
NHK大相撲中継(ラジオでも解説してます)
ABEMA大相撲
NHKとABEMAで話す内容を変えることは特にないそうで、「相撲に興味を持ってくれる人が1人でも増えるようにと考えています」という湊川親方の言葉に、一貫した熱意が感じられました。
とはいえ、同じ大相撲の番組でも雰囲気が違う番組ですから、NHKでは、長年の実績と信頼に裏打ちされた安定の解説陣の一員として。そしてABEMAでは、より親しみやすい雰囲気の中で、若手親方ならではの視点で相撲の奥深さを伝えてくださっています。どちらもそれぞれの魅力があるので、ぜひ聞き比べてみるのも面白いかもしれませんね!
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毎日聞けるわけじゃない!出演頻度は?
「え、じゃあ毎日親方の解説が聞けるの!?」と思った方、残念ながらそうではないんです。
湊川親方は特定の放送局の専属解説者というわけではないので、毎場所、毎日解説を担当されているわけではありません。
だからこそ、「今日は親方の解説が聞ける日だ!」と分かった時の喜びはひとしおなんです!
親方の解説を聞き逃さないための秘策!
では、どうすれば湊川親方の解説を聞き逃さずに済むのでしょうか?
その秘訣はズバリ、各放送局のホームページをこまめにチェックすること!
NHKの「大相撲中継」やABEMAの「大相撲」のページでは、その日の解説者やゲストが事前に発表されることが多いです。場所が始まる前や、気になる日があれば、ぜひチェックしてみてください。
「今日は湊川親方の解説があるかな?」とワクワクしながらチェックするのも、相撲観戦の楽しみの一つになりますよ!
湊川親方(元 貴景勝)の解説のこだわりは?
解説の中で、力士を「○○関」と呼ぶことにも、湊川親方の強いこだわりがあります。
「関取になると、○○関ってつくじゃないですか。江戸時代から続いてきた大相撲で『関』と呼ばれることが、みんな、うれしいんですよ。」 引用:日刊スポーツ
幕下から十両に昇進し、「○○関」と呼ばれるようになった時の喜びは、力士にとって特別なもの。十両以上の力士には「関」をつけ、幕下以下の力士にはつけない。このことを理解してほしいという想いから、兄弟子や弟弟子といった関係性に関わらず、十両以上の力士には必ず「関」をつけて解説しているそうです。これはあくまで親方自身の考えだとしながらも、その言葉には大相撲の歴史と伝統への深い敬意が感じられますね。
部屋の若い衆が関取に上がった時も、同じように「○○関」と呼ぶつもりだと力強く語っていました。
まとめ
<湊川親方の解説>
強みを明確に、かつての対戦相手として、現役力士のすごさを伝える。
勝敗に関わらず、力士の努力や良い点を伝える。
他競技の経験から、相撲初心者でも楽しめるよう力士の強みを解説。
<こだわり>
十両以上の力士は必ず「○○関」と呼び、大相撲の伝統と力士への敬意を示す。
<解説を聴くには>
NHK大相撲中継: テレビ・ラジオで解説。
ABEMA大相撲: より親しみやすい雰囲気で解説。
不定期出演: 専属ではないため、毎日・毎場所の出演ではない。
HPで確認: NHKやABEMAの公式サイトで、解説者情報をこまめにチェックするのがおすすめ。
いかがだったでしょうか。
二所ノ関親方がテレビ番組で「彼の解説が上手すぎて解説の仕事がこない」と冗談めかして語っていたのも、決して大げさではないでしょう。湊川親方の解説は、相撲の面白さを深く、そして温かい心で伝える、まさに唯一無二の魅力に溢れていると感じました。
これからも湊川親方の解説を通して、より多くの人が大相撲の奥深さに触れ、その魅力を発見していくことでしょう。私もその一人として、親方の熱い想いを受け止めながら、テレビ中継に注目していきたいと思います!