こんにちは。りんご桜です。
両国といえば、相撲の街!力士たちが愛するちゃんこ鍋は、この街の代名詞とも言えますよね。そんな両国駅から歩いて3分という好立地に、ひっそりと佇む老舗のちゃんこ屋さん「ちゃんこ川崎」。外観からして歴史を感じさせるその佇まいは、まさに隠れた名店の風格です。そんな「ちゃんこ川崎」。歴史、メニュー、個室(座席は?)、予約についてお伝えします。
両国・ちゃんこおすすめ!『ちゃんこ川崎』歴史は?
昭和12年(1937年)。相撲の街、両国に一軒の料理店が産声を上げました。
その名も『ちゃんこ川崎』。
「ん?ちゃんこ専門店?」
そうなんです!実はこの『ちゃんこ川崎』、日本初のちゃんこ専門店として知られています!
そして、創業者はなんと元関取力士の横手山という方。
横手山…一体どんな力士だったのでしょうか?
大正から昭和初期にかけて土俵を沸かせた 力士。その強さと人柄で多くのファンを魅了した横手山が、現役を引退後、「自分の自慢のちゃんこを、もっと多くの人に味わってもらいたい」という熱い想いを胸に、『ちゃんこ川崎』を創業したのです。
力士として鍛え上げた体と、食への深い知識があったからこそ、他では味わえない本格的なちゃんこ鍋を生み出すことができたのでしょうね。
私たちがお相撲さんの食事として知っている「ちゃんこ」。実は当時、一般の人が気軽に味わえるものではありませんでした。
そんな中、横手山は「力士たちが、食べている美味しい『ちゃんこ』を、一般のお客さんにも楽しんでもらいたい!」と考え、料理店のメニューとして初めて「ちゃんこ鍋」を取り入れたのです。
まさに、「ちゃんこ鍋」の老舗としての歴史は、ここから始まったんですね。関取だった初代の味は、80年以上の時を超えて、今もなお大切に受け継がれています。
両国・ちゃんこおすすめ!『ちゃんこ川崎』メニューは?
たくさんお料理を用意してますが、やはりおすすめはコースで味わう至福のひととき
予約必須の「ちゃんこコース(5,400円)」です。このコースには、お通し2品、やきもの3種、とりわさ又はとりサラダ、なべがついています。
こちらはお通し2品。丁寧に作られた小鉢は、どれも滋味深く、これから始まる料理への期待を高めてくれます。
続いて登場するのは、やきもの3種。これがまた絶品!タレのレバーと砂肝、塩の鶏精肉、そしてタレのつくね。特にレバーと砂肝は、新鮮で臭みが全くなく、焼き加げんも絶妙。一口食べるごとに、素材の旨味が口の中に広がります。タレと塩、それぞれの良さを堪能できるのも嬉しいポイントです。
そして、とりわさととりサラダ。通常はどちらか一方を選ぶようですが、一人前ずつ用意してくれるときもあるそうです。これは嬉しいサプライズ。
とりわさは、わさびの風味がツンと鼻を抜け、しっとりとした鶏肉の食感がたまらない一品。一方、とりサラダは、クリーミーなドレッシングとシャキシャキのレタスが絶妙にマッチ。どちらも手が込んでいて、あっという間に完食してしまいます。
メインのちゃんこ鍋は、鶏の砂肝やレバーが入ったちゃんこ鍋は、全く臭みがなく、あっさりとした出汁との相性が抜群!!。鶏肉の旨味はもちろんのこと、煮込まれた野菜の甘みも溶け出し、滋味深い味わいに箸が止まりません。これはまさに、老舗ならではの洗練された味!
野菜もたっぷりで、ヘルシーなのも嬉しいポイント。心も体も温まる、優しい味わいのちゃんこ鍋です。
美味しい出汁がたっぷり残った鍋には、もちろん雑炊を。お店の方が丁寧に作ってくれます。あっさりとした中に凝縮された魚介と野菜の旨味が、米一粒一粒に染み渡り、最後の最後まで美味しくいただけます。
私の勝手な考えですが、このコースは5,400円と、決して安いとは言えません。しかし、手間暇かけた料理の数々、落ち着いた店の雰囲気、そして温かいおもてなしを考えると、十分に納得のいく価格かもしれません。
両国・ちゃんこおすすめ!『ちゃんこ川崎』個室は?(座席は?)
店内は、カウンター席とテーブル席、そして個室も完備。
・ カウンター席: お一人様やデートにもおすすめ。目の前で調理の様子が見られるかもしれませんね!
・テーブル席: グループでワイワイ楽しむのに最適!
・個室: 6名、8名、10~20名まで対応可能なので、接待やちょっとした集まりにも使えそうです。
全席禁煙なので、タバコが苦手な方も安心して過ごせます。お店の軒下には灰皿があるので、喫煙される方もご安心ください。
両国・ちゃんこおすすめ!『ちゃんこ川崎』予約は?
予約は人気店なので、必須です!
また【大人2名様以上で5,600円(税込)から】となっていて、ちゃんこコースをおすすめします。ちょっとリッチに本格ちゃんこを楽しみたい大人の方にぴったりですね!
残念ながら、小学生以下のお子様の入店は現在お断りされているとのこと。落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくりと食事を楽しみたい方におすすめです。
確実に席を確保したいなら予約したほうが良いですが、まれに空いているときも。来店前に電話で問い合わせるのが安心です。せっかくお店に行ったのに満席…なんて悲しい思いはしたくないですよね!また、国技館で大相撲本場所が行われているときは、満席になっていることが多いです。
両国・ちゃんこおすすめ!『ちゃんこ川崎』の店舗情報
「ちゃんこ川崎」
130-0026 東京都墨田区両国2丁目13−1
電話番号03-3631-2529
※ キャンセルする場合は、必ず前日までに連絡しましょう。お店への配慮も忘れずに!
気になるお料理の予算は、【6,000円~7,999円】。口コミを集計した予算では【8,000円~9,999円】となっているので、コース内容や追加の注文によって変動がありそうですね。
本格的なちゃんこ鍋をじっくり味わうなら、このくらいの予算は納得です!
お支払い方法について ちょっと残念…
お支払いは、カード、電子マネー、QRコード決済は利用できないようです。現金を用意していくようにしましょう。
まとめ
歴史:昭和12年(1937年)創業
日本初のちゃんこ専門店
創業者は元関取の横手山
一般の人に初めてちゃんこ鍋を提供
メニュー:おすすめは予約必須の「ちゃんこコース(5,400円)」
コース内容:お通し2品、やきもの3種(タレのレバー・砂肝、塩の鶏精肉、タレのつくね)、とりわさ又はとりサラダ、ちゃんこ鍋
メインのちゃんこ鍋は鶏の砂肝やレバー入りであっさりとした出汁
〆は出汁が染み込んだ雑炊
個室(座席):
カウンター席:一人やデートに
テーブル席:グループに
個室:6名、8名、10~20名対応可能(接待や集まりに)
全席禁煙(軒下に灰皿あり)
予約:
人気店のため必須
【大人2名以上で5,600円(税込)から】のちゃんこコースがおすすめ
小学生以下の子どもの入店は現在お断り
確実な席確保のため電話予約が安心(国技館で本場所中は満席が多い)
両国で本格的なちゃんこ鍋を味わいたいなら、「ちゃんこ川崎」さんは要チェックのお店です!ぜひ電話で問い合わせて、足を運んでみてくださいね!きっと心も体も温まる、素敵な時間を過ごせるはずです。