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金峰山(力士)由来は?出身は?宗教は?朝青龍との関係は?力士情報

力士

こんにちは。りんご桜です。

195cmの長身から繰り出す豪快な突き押しが魅力の金峰山(きんぼうざん)。2025年の初場所で優勝争いは、相撲ファンに大きなインパクトを与えました。今回は、金峰山のこれまでの軌跡をたどりながら、四股名の由来は、出身地、宗教、朝青龍との関係、力士情報をお伝えします。

金峰山(力士)四股名(名前)の由来は?

金峰山の四股名は、師匠である11代木瀬(元幕内・肥後ノ海)の故郷にある金峰山と、日大在学中に亡くなった元高校横綱の成田晴樹という二人の人物に由来しています。

師匠の故郷の山と、大学時代からの親友の名前を組み合わせることで、金峰山は二人の大切な人物への尊敬の念を四股名に込めたのです。

富士山を想像していたが…

金峰山本人は、四股名の由来となった金峰山を富士山のような雄大な山だと想像していたそうです。しかし、実際に金峰山を訪れてみると、高尾山ほどの規模の山だったことに少しがっかりしたというエピソードも。

熊本県の金峰山は標高665メートル

ちなみに、金峰山は全国にいくつか存在しますが、力士の師匠の故郷にある金峰山は熊本県にあり、標高は665メートルです。

金峰山という四股名には、力士の師匠と故友への深い尊敬の念が込められているんですね。亡くなられた成田晴樹さんは、大柄でプロになったら、横綱になるのではないかと言われていた方だったようです。金峰山の相撲を見ることがあれば、ぜひ四股名に込められた想いを巡らせてみてはいかがでしょうか。

 

金峰山(力士)の出身地は?宗教は?

金峰山はカザフスタン出身の力士です
そして宗教はイスラム教になります。

カザフスタンで相撲を広めたいという想い

金峰山は、単に相撲力士として活躍したいというだけでなく、母国であるカザフスタンで相撲を広めたいという大きな目標を持っています。「お相撲さんはカザフスタンで(自分)1人だけじゃなくて、何人かいてほしい。関取を目指してほしい」と語っており、自分の活躍を通じて、カザフスタンから多くの力士を輩出したいと考えています。

異国の土俵で輝く、イスラム教徒の力士

カザフスタンは人口の約70%がイスラム教徒の国。
金峰山も宗教上の理由から豚肉やアルコールを摂取することはありません。力士として活躍するため日本に来た彼ですが、日本の伝統的な食事であるちゃんこには豚肉が使われることが多く、これは彼にとって大きな課題の一つでした。

木瀬部屋の温かい配慮

しかし、金峰山が所属する木瀬部屋では、彼の信仰を尊重し、ちゃんこには必ず金峰山用の別のメニューが用意されています。これは、部屋の力士たちにとっても、異なる文化を持つ仲間を理解し、受け入れる良い機会となっています。

イスラム教と食文化

イスラム教では、豚は不浄な動物とされ、豚肉を食べることは禁じられています。また、アルコールも同様に禁止されています。これは、イスラム教の教えが、信者の健康や精神的な純粋さを保つことを重視しているためです。

金峰山は、異国の地で自分の信仰を守りながら、力士として活躍しています。彼の存在は、相撲界だけでなく、異なる文化を持つ人々が共存する社会においても、大きな意味を持つと言えると思います。木瀬部屋の温かい配慮も、多文化共生社会の実現に向けて、一つのモデルケースと言えるかもしれませんね。

 

金峰山(力士)と朝青龍との関係は?

金峰山は元横綱の朝青龍(あさしょうりゅう)との出会いが相撲を始めたきっかけになりました。

偶然の出会いから始まった、異国の土俵での挑戦

カザフスタンの柔道少年だった金峰山と、元横綱の朝青龍。二人の出会いは、ある柔道の大会での出来事でした。
たまたま現地を視察していた元横綱朝青龍の目に留まり、「相撲をやるべきだ」と勧誘され、金峰山に相撲の世界への道を示したのです。

金峰山は、当初は相撲についてあまり詳しく知らなかったものの、朝青龍との出会いを通じて相撲の魅力を知り、日本へ渡って力士の道を歩むことを決意しました。

朝青龍との関係が与えた影響

朝青龍は、金峰山にとって単なるスカウトにとどまらず、相撲の世界で生き抜くためのメンターのような存在と言えると思います。朝青龍の経験や知識は、金峰山にとって大きな支えとなっているはずです。

金峰山と朝青龍の出会いは、偶然の出来事でしたが、それは金峰山の人生を大きく変えるきっかけとなりました。そして、金峰山の活躍は、カザフスタンの相撲界の発展にもつながる可能性がありますね。

 

金峰山(力士)の力士情報

柔道から相撲へ、そして大相撲へ

カザフスタンの広大な大地で育った金峰山は、幼い頃から柔道を習い、その身体能力を磨いてきました。しかし、彼の運命を大きく変えたのは、元横綱・朝青龍との出会いです。朝青龍の勧めで18歳で来日し、名門・日出高校(現・目黒日本大学高校)へ編入。柔道で培った身体能力を活かし、相撲の世界へと足を踏み入れました。
日本大学に進学後も相撲部に所属し、その才能を開花させます。学生時代には、団体戦では学生選手権で優勝、個人戦では全日本選手権で準優勝と、輝かしい成績を残しました。大学卒業後も日大の勧めもあり、大相撲の世界へ。木瀬部屋に入門し、本格的に力士としての道を歩み始めます。

カザフスタン出身力士として、新たな歴史を

木瀬部屋では、臥牙丸に続く外国出身力士として注目を集めました。カザフスタン出身力士としては風冨山以来2人目となり、その活躍は多くのファンを魅了しています。

金峰山の魅力とは?

金峰山の魅力は何と言ってもその強靭な体と、力強い相撲です。柔道で培った体幹と運動神経は、相撲においても大きな武器となっています。

<金峰山 晴樹のプロフイール>

四股名   金峰山 晴樹(きんぼうざん はるき)
本名        バルタグル・イェルシン
愛称    イェルシン、キンちゃん、サモハン
生年月日  1997年6月24日(27歳)
出身地   カザフスタンの旗 カザフスタン・アルマトイ州
身長    195cm
体重    180kg
所属部屋  木瀬部屋
得意技   突き、押し
初土俵   2021年11月場所
入幕    2023年3月場所

引用:Wikipedia

まとめ

・四股名は、師匠の故郷である熊本県の金峰山と、大学時代の親友・成田晴樹さんの名前を組み合わせたもの。

・出身地: カザフスタン
・宗教: イスラム教
母国で相撲を広めたいという大きな目標を持っている。
・イスラム教徒のため、豚肉やアルコールを摂取しない。木瀬部屋では、金峰山関専用のメニューが用意されている。

・カザフスタンの柔道大会で朝青龍と出会い、相撲の世界に誘われた。

・ カザフスタンで柔道を習い、日本に来てから相撲を始めた。
・日本大学相撲部で活躍し、学生選手権優勝、全日本選手権準優勝などの実績を残す。
・ 木瀬部屋に入門し、カザフスタン出身力士として新たな歴史を築いている。

いかがでしたか?
金峰山は、カザフスタン出身の力士でありながら、日本の相撲界で活躍し、多くのファンを魅了しています。異文化理解の象徴としての側面も持ち合わせています。四股名に込めとてもられた深い意味や、朝青龍との出会いなど、とても興味深いエピソードが沢山でしたね。

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